〈筆者愛用〉屋外用延長コードのススメ!電源サイトを活用してキャンプを快適に過ごす!

キャンプを快適に過ごしたい!そんな気持ちのある方におすすめなのが“電源サイト”の活用です。電源があれば冬にはヒーター、夏には扇風機と…今までよりもずっと快適に過ごせるはず。そこで必要になるのが「延長コード」。今回は筆者愛用のおすすめ延長コードをご紹介します。電源サイトを使ってみようか検討している方は是非参考にしてみて下さいね。

キャンプで電源サイトを選べぶべき!?あれば快適になること間違いなし! 特にファミリーにはおすすめ

皆さんはキャンプでテント泊を行う際、「電源サイト」を活用していますか?もちろんキャンプ場によっては設備が整っていない施設もありますが、筆者の場合電源サイト付きのキャンプ場をあらかじめ選んでから行くようにしています。

そこで、「電源サイト」について少し説明したいと思います。

そもそも電源サイトとは?

電源サイトとはAC電源付きのサイト、いわゆる家庭で使う“コンセント付き”でキャンプが出来るサイトのことです。設営するテント周辺にコンセント付きの支柱などの設備があらかじめ設置されています。

注意点としては電源場所からテントまでは多少なりとも、距離があるため延長コードを持参する必要があります。

電源サイト(電源設備)イメージ

なぜ電源サイトがおすすめなのか?

まず前提として全てのシチュエーションで電源サイトが“必要”という訳ではありません。ただし、どんな状況でも、電源が身近にあれば快適に過ごせることは間違いないでしょう。

主に電源が必要になるのが電気ストーブや電気毛布などで暖を取る秋、冬、春先の時期、または扇風機などで冷やす夏の時期が挙げられます。

もちろん、暖を取るには薪ストーブを使う方法もありますが、初心者が導入するには敷居が高く、高コストなため手軽に使える家電がおすすめです。

さらにオールシーズン通じて電源があればスマホやゲームなどの電子機器の充電、ポータブル冷蔵庫の使用、ホットプレートや炊飯器、電気ケトルなどの調理器具 プロジェクターでムービー鑑賞までもできてしまいます。

子連れのファミリーキャンプには特におすすめ

小さな子供連れのファミリーキャンプでは薪ストーブや焚き火などは触れると危険ですし、手間のかかる準備片付けも子供を見ながらでは大変な作業です。

触れても危険が少なく、簡単に準備できる電気ストーブや電気をつかった調理器具に代用すれば余裕が生まれます。

【延長コードの選び方】電源サイトで必須! 雨に強い屋外用&テントまで届く十分な長さがポイント

キャンプで電源サイトを活用する場合、忘れてはならないのが電源とテント周りに配置する家電などをつなぐ、「延長コード」の存在です。ひと言で延長コードと言っても選ぶ際、気を付けなければならない点がありますので見てみましょう。

キャンプでは屋外用の延長コード

電源サイトで必須アイテムの延長コード、選ぶ時に忘れてならないのが「屋外で使う」ということ。家庭用の自宅で使うタイプではなく「屋外用」を選んでください。

理由は…屋外用の延長コードは雨やほこりの舞う外での使用に適した防雨・防塵機能があります。そのため、コードには防水処理がされており、差し込むプラグにもカバーが付いています。

特に雨で漏電して感電などの事故を防ぐためにも必ず屋外用を選ぶことを念頭に入れてください。

コード長さは10mがおすすめ

選ぶポイント2つ目は「十分なコード長さを確保する」ことです。

キャンプ場によって電源がある場所がまちまちで、設営したい場所から離れている場合もあります。

目安としては10mのコード長さがあれば十分と言えます。筆者も10m長さの延長コードを使っていますが、いままで届かなかった経験はありません。

電源サイト(電源)筆者撮影

【屋外用延長コードの使い方】防雨型同士でつなげる&最大の電力容量に注意すること

屋外用延長コードの性能を発揮させるためにも覚えておきたいポイント(注意点含む)を紹介します。

防雨型プラグ同士で接続すること

屋外用の延長コードを用意しても差し込み穴のコンセント側が通常のタイプでは本来の防雨性能が発揮されません。

キャンプ場によっては防雨型のコンセントに変換されている場合もありますが、通常のコンセントのままであるケースも多いのが現状です。

そのため、あらかじめ「防雨延長補助コード」も用意し、通常のコンセントを防雨型のコンセントに変換してから、防雨型同士で繋ぐことでしっかりと防雨性能が発揮されます。

電源サイトにあるコンセント筆者撮影
差し込みプラグとコンセント側がどちらも防雨型筆者撮影

そこで以下のような「防雨延長補助コード」を1つ持っておくのがオススメです。

コンセント差込プラグは一般型で、防雨延長コード側のコネクタは防雨型となっているタイプ。防雨・ 防滴・防塵キャップが付いているので使用していない時も安心なんです。

最大の電力容量に注意

多くのキャンプ場では1サイトあたり使用できる電力(W:ワット)が1000~1500W程度です。

万が一、これ(容量)を超えて使用するとブレーカーが落ち、周囲のキャンパーや管理人さんに迷惑がかかるため、必ず最大電力に注意しながら使いましょう。

筆者愛用・延長コード「ハタヤ(HATAYA)サンデーレインボーリールミニ10m 屋外用防雨型」!

こちらが筆者の愛用するHATAYAの延長コードです。野外作業に適した防水仕様で、10mという十分なコード長さがあります。GranGearとのコラボ商品で全体がブラックカラーとなっています。

【製品情報】
・電線仕様:10m(有効長9.5m)
・コンセント仕様:定格2P・15A・125V 2個
(防雨・防塵キャップ付)
・製品定格:125V・6A
・ 重量:2.5kg
・サイズ:幅224x高さ273x奥行156mm

「ハタヤの延長コード」を実際に使ってみた! 防水仕様でリール式が便利! 車載にはスペース確保必要?

ハタヤ(HATAYA)の延長コードを購入し、実際に使ってみました。その魅力や特徴と共に使用時の注意…さらにちょっと気になる点も含め紹介します。

シンプルなブラックカラー&巻き取りできるリール式

筆者愛用のHATAYAのコードリール(延長コード)筆者撮影

ブラックカラーの本体がキャンプギアらしい無骨さも感じさせつつ、洗練されたおしゃれ感も醸し出しています。長く使う延長コードなので、飽きのこないシンプルさも魅力です。

また、コードも巻き取り可能なリールタイプなので10mもの長いコードをスマートに巻き取れるため、持ち運びや収納に便利です。

1つ持っておけばキャンプ以外にも野外作業で幅広く活躍してくれますね。

カバー付きの2口コンセント

筆者撮影 2口コンセント

防水防塵のカバー付きの2口コンセントを搭載しており、使わない時にはカバーをしておけば屋外でも安心です。

使用するときはコードを出し切ってから

コードを出し切った状態筆者撮影

使う時は必要な分だけコード出せばいいや、と考えがちですが必ずコードは全て出し切ってから使用しましょう。巻いている状態で使用すると発熱し、発火など事故の原因になり得ます。

使う時はコードを出し切る!巻いている時は使用しない時だけ!と覚えておきましょうね。

防水仕様のプラグ

電源プラグは防水仕様筆者撮影

もちろん電源プラグは防水仕様となっているため、差し込み側のコンセントも防水仕様のもので組み合わせて使いましょう。

気になるポイントその1:コードがブラックで目立たない

アウトドアでの使用になるため、だんだん周囲が暗くなるとブラックカラーのコードが目立ちにくいという欠点があります。目立つカラーコードよりは誤って躓いたり、踏んでしまうリスクは高まるでしょう。

そこで電源から延長コード、テントの動線を考えほとんど人が通らない場所(テントの裏など)にセッティングするなど工夫しましょう。筆者の経験上、動線を考えればコードを踏んでしまうことはほぼ無いですよ。

気になるポイントその2:リールが車に積載しにくい

リール付きでコードがかさばらないという便利な反面、その形状が車の積載時には厄介になりがちです。

大きさこそありませんが、厚みもあり特徴的な形をしているため、積載時の置き場に困るのがデメリットですね。

【その他おすすめ延長コード】ハタヤのイエローのコードが目立つ色違い商品やリールなしリコー製品も

ハタヤ屋外用サンデーレインボーリールミニ 10m 2P2個口コンセント イエロー

こちらは先ほどご紹介した延長コードの色違いのタイプです。特徴はコードが非常に目立つイエローカラーであることです。踏みつけや躓き防止のため、コードを目立たせたいという方にはおすすめです。

NICOH(ニコー)防雨ソフト 延長コード10m 15A

このニコーの延長コードはリール式ではなく、コードのみとなっています。もちろん、防水仕様で長さも10mあるため、キャンプで使用できます。

収納時の巻取りがやや面倒ですが、安価でコンパクトになるため、安く荷物は小さくしたい方におすすめです。

キャンプの不便さを感じたら一度電源サイトの利用がおすすめ!その前に屋外用の延長コードも忘れずに!

筆者撮影

キャンプしてみたけど、暑い、寒い、不便などのネガティブな印象を持ってしまった方は是非一度電源サイトを使ってみて下さい。気軽に暖・冷を取れ、電子機器の使用や充電もでき、一気に快適で便利なキャンプライフに変わりますよ。そこで欠かせない屋外用の延長コードもしっかり持参して、快適キャンプを楽しみましょうね。

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