ラッパー小林勝行追ったドキュメンタリー「寛解の連続」 故郷の神戸含む関西で、7月17日公開決定

兵庫県神戸市出身のラッパーの小林勝行を追ったドキュメンタリー映画「寛解の連続」が、小林の故郷である神戸の元町映画館をはじめ、大阪・シアターセブン、京都・出町座で、7月17日より劇場公開されることが決まった。

また、アップリンク渋谷のアップリンク・ファクトリーにて4月25日(日)に行われた、小林勝行による公開記念ライブの映像がYouTubeで公開された。本日を持って閉館するアップリンク渋谷で最後に行われたライブの様子が記録されている。

「寛解の連続」は、退院後にラッパーとして復活するまでの一部始終を追った作品。隔離病棟での記憶、介護の仕事について、幼いころから信仰する宗教のことなどが語られる。そして、自室にこもり真剣に自らと向き合うリリックを書く姿、それを楽曲としてレコーディングする姿などが捉えられている。タイトルに含まれている「寛解」とは、病気の症状が一時的に軽快した状態や、見かけ上は消滅して正常な機能に戻った状態を指し、病とともに生き続ける小林の生の記録となっている。

【作品情報】
寛解の連続
配給:ブライトホース・フィルム
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