愛らしく、マガモの赤ちゃん2羽誕生 神奈川・箱根ガラスの森美術館

親のマガモと一緒に泳ぐ練習をする2羽のひな=20日、箱根町仙石原

 箱根ガラスの森美術館(神奈川県箱根町仙石原)で、マガモの赤ちゃん2羽が誕生した。母ガモの周辺を懸命に泳ぎ回る愛らしい姿に、来館者らが魅了されている。同館は「赤ちゃんガモが無事に育つのはまれ。小さい姿はいっときしか見られない」と新しい命の誕生を喜んだ。

 2羽は18日朝、庭園で生まれているのをスタッフが発見した。同館では、開館した1996年からマガモを放し、野生のカモとともに園内で餌やりをして育ててきた。この日は大人のカモに紛れて、赤ちゃんガモが餌をつつく姿も。同館の岩田正崔館長は「自然豊かな館内をゆっくり楽しみつつ、マガモの赤ちゃんに癒やされて」と目を細めた。

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