今季限りでマンチェスター・シティを退団するセルヒオ・アグエロ。
2011年の加入以降、クラブ史上最多となる258ゴールを叩き出すなどタイトル獲得に大貢献してきた。
そんな彼がゴール欠乏症に陥り、思わず涙したこともあったとか。元シティDFマイカ・リチャーズが『Daily Mail』のコラムでこんな話を明かしていた。
マイカ・リチャーズ(元マンチェスター・シティDF)
「僕らに自信をくれたのはセルヒオだった。
ジェームズ・ミルナーも言ったように彼はどんなタイプのゴールでも決めることができる。
誰かに命を救うようなゴールを決めて欲しい時、それをするのは彼だった。
ジョー・ハートも言ってたよ、『彼は生まれながらの天才だった』って。
でも、皮肉なことに、セルヒオ本人は自分自身を疑うことがあった。
2012年10月、ホームでのスウォンジー戦に1-0で勝利した時のことを覚えているよ。
彼は終了間際に交代させられた。当時の彼は11試合で2ゴールしか奪えていなかったんだ。
ロッカールームで彼が泣いているのを目にした」
「僕は彼に腕を回して、気持ちは分かるけれど、自分を疑う必要はないよと伝えたんだ。
彼は『ありがとう』と笑顔で言ってくれた。
僕は彼がどれほど物事を真剣に受け止めるかを知っている。
2週間前のチェルシー戦でのPK失敗に酷く落ち込むはずさ。
彼がそんなことをする必要はない。彼はオリジナルメンバーの最後の男だ。
僕やジョー・ハート、 ジョリオン・レスコット、ミルナーはそのチームにいたことを誇りに思っている。
来週、彼がチャンピオンズリーグを手にするのを願っているよ」
シティが2011-12シーズンに成し遂げたプレミアリーグ制覇に大貢献したアグエロ。ただ、翌シーズンは絶不調のスタートになり、試合後に泣いていたこともあったそう。
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