電車+徒歩で女子ソロキャンプ・デビュー!スーツケースキャンパーの荷物・時間割り・食事を徹底レポート

アウトドア大好き・子育てマーケターの森田亜矢子です。いつもは5才+7才の子ども達とのファミリーキャンプが専門ですが、この度、満を辞して『ソロキャンプ・デビュー』を果たしました〜!今回は移動手段は「電車」+「徒歩」のスーツケース・キャンパーのスタイルでチャレンジ。とても充実したひとり時間を過ごすことができた私のソロキャンプ・デビューの記録を徹底レポートいたします!

女子ソロキャンプの荷物は?スーツケースに収まる量のキャンプギアはこんな感じ

筆者撮影

キャンプ歴は長いけど、ファミリーキャンプやグループキャンプしかしたことがなかった私。この春、ついに念願のソロキャンプ・デビューを果たしました!

ソロキャンプの楽しい思い出が色あせないうちに、私のソロキャンプ・デビューの記録をみなさんにご紹介したいと思います。

まず最初は、「キャンプの荷物」の話です!

車がない方には「スーツケースキャンパー」というスタイルがおすすめです!

筆者撮影
筆者撮影

女子のソロキャンプのハードルの1つが、「車がない」「運転が得意じゃない」という移動手段のお悩みかと思います。

私は車を持っていて運転も得意なのですが、父子を置いて自分だけのお楽しみキャンプなので、家の車を使うとKYだと思われてしまうので・・・(苦笑)。

今回は、スーツケースにキャンプの荷物を詰めて「電車」+「徒歩」でキャンプに行く『スーツケースキャンパー』というスタイルでソロキャンプに初挑戦いたしました!

スーツケースを転がすだけならそんなに力は要らないし、道中はゆっくり読書もできるので、『スーツケースキャンパー』は至って快適&楽チンでした。

【女子ソロキャンプの荷物】スーツケースに収まる量のソロキャンプ・ギアはこんな感じです

筆者撮影

私が今回、ソロキャンプ・デビューに持っていった荷物はこんな感じです〜!

持っていったのは、これら(上記写真)と「寒くなった時のフリース」と「食料+飲み物」だけ。

ほとんどは、ファミリーキャンプで使っているギアの流用なのですが、以下のアイテムについては、持っていたやつがファミリーキャンプ向けの「どでかいアイテム」だったため、今回、ソロキャンプ用に新調いたしました!!

ソロキャンプ向けに買ったアイテムその(1) テント

DECATHOLON(デカトロン)の登山向けテントが、めっちゃ軽量&コンパクトで設営も楽チン!女子のソロキャンプ、母子キャンプにおすすめのテントです!

▼こちらの記事で徹底レビューしております!

ソロキャンプ向けに買ったアイテムその(2) エアマット

もともと所有していたマットがすごく大きくて、畳んだ時のサイズが「ヨガマット2本分」くらいになっちゃうので、もっとコンパクトになるやつ〜と探したのがコチラ!

本当にめちゃめちゃコンパクトになるのですが、空気入れにもなる袋が付属していて膨らますのもとても簡単!7cmの厚さがあるので、寝心地も問題なしでした〜!!

ソロキャンプ向けに買ったアイテムその(3) 焚き火台

焚き火台も、もともと所有していたユニフレームのやつがすごくでかい&重たいので、ソロキャンプの「スーツケースキャンパー」スタイルでは到底無理…。

コスパの良いこちらを購入してみましたが、五徳(ゴトク)もついていてヤカンでお湯を沸かすのも便利〜!これは、ナイス・チョイスでした!みんなから「ピコグリルだよね?!」と言われますが、ピコグリルに匹敵するデザイン性も気に入っております〜!

さてさて。

ソロキャンプの荷物を、スーツケースに収めるとどんな感じかと言うと・・・

筆者撮影

私が持っているRIMOWA(リモワ)の大型スーツケースには、半分で収まっちゃいました〜!!

このスーツケースは、もう15年くらい愛用しているかなり年季の入ったスーツケースなのですが、RIMOWAはとてもタフなので、実際にソロキャンプで使ってみて、RIMOWAのスーツケースはキャンプギアを運ぶのにも適しているなと感じました。

もちろん海外旅行や国内の長期旅行でも大変重宝いたします。私は最長1ヶ月の旅行も、これで行きました。

筆者撮影:5才の息子の大きさと比較してこれくらいのサイズ感

▼使用したスーツケースはこちら

【スーツケースキャンパー】のメリット・デメリットは?

筆者撮影:ラストワンマイルで「砂利道」が登場っ!ちょっと苦戦しました

電車+徒歩だけで行く『スーツケースキャンパー』のメリットとデメリットを振り返ります。

▼スーツケースキャンパーのメリット

● 移動中の荷物の運搬が圧倒的に楽!チカラを使うシーンはあまりない!

● 「背負って行く」よりも多くの荷物が持てる!

● ↑に関連して 高価な「軽量」「コンパクト」なギアでなくても大丈夫!

▼スーツケースキャンパーのデメリット

● じゃり道があるとキツイ・・・(タイヤが壊れるんじゃないかとハラハラ)

● 一度閉じると中のものを気軽に取り出せない・・・(取り出すには広げないといけないので、大掛かりなことになります)

● 道中でタイヤが壊れると地獄・・・(キャンプじゃないんですが、以前、別のメーカーのスーツケースで旅行先で壊れて地獄を見たことがあります)

私はメリットの方が大きいと感じますが、デメリットの3つ目の「途中でタイヤが壊れたら地獄」については、本当に怖いです・・・。

今回のソロキャンプデビューは、耐久性に優れたRIMOWAのスーツケースでチャレンジしましたが、それでも、最後のライトワンマイルに「じゃり道」が出てきてしまって、すっごくハラハラしながら歩きました(汗)。

【スーツケースキャンパー】に適したスーツケースはこれだと思う!

1回、RIMOWAのスーツケースでキャンプに行ってみて、次回はRIMOWAよりももっと「じゃり道に強いスーツケース」で行きたいな〜と思いました。

今、私が狙っているのは「アウトドアメーカーのトローリーバッグ」です!!

もう欲しいやつも決まっていて、それがこちら!!↓↓↓

タフな道で使っても全く問題ない丈夫なタイヤがついているPatagonia(パタゴニア)のブラックホール・ウィールド・ダッフル 100Lなんです〜!!

非常に丈夫なタイヤが付いていますが、万が一壊れても、世界中にあるPatagonia(パタゴニア)のショップで修理が可能とのことなので、心強いですよね!

これがあったら、飛行機+電車+徒歩、または、飛行機+レンタカーで、日本全国のキャンプ場を回れるなんじゃないかと、夢は膨らみますっ!!!

女子ソロキャンプの時間割を大公開!電車+徒歩だけで行けちゃう!

続いて、「どんな風に過ごしたの?」を、時間割形式でご紹介したいと思います!

1泊2日の女子スーツケースキャンパーの「ソロキャンプ」の時間割

▼1日目

0915出発

0940途中駅で車中の軽食ゲット

1030特急電車へ

1224最寄り駅「野上」着

1300チェックイン→サイト設営

1400設営終わり(初回だったので長くかかる)

周りをぐるっと散歩

1430→
原稿構成を作りながら撮影タイム(仕事)

1630 焚き火開始→火を見ながら読書

1730 ごはんを炊き始める→夜ご飯支度

1830 夜ご飯食べる

1930 さっと洗い物をして焚き火タイム

2130 焚火の火を処理してテントへ

テントの中で『恋はディープに』第3話を見る→綾野剛、ほんとかっこい~♪

2200過ぎ 就寝

▼2日目

0600起床→朝の散歩

0700 珈琲ブレイク

0830 朝ご飯 グリル野菜とカップヌードル

0900 2回目の珈琲ブレイク(読書&ちょっと仕事)

1030 チェックアウト1時間前→撤収スタート

のんびり片付け・1時間で撤収完了

1130 チェックアウト→徒歩10分の最寄駅へ

単線だったので次の電車が45分後…

電車を待ちながらストレッチしたり読書したり

1240 電車が来て帰路につく

15:30 自宅の最寄駅到着

こんな感じでございました〜!!

電車+徒歩だけで行けちゃうキャンプ場があります!

筆者撮影

今回私がソロキャンプデビューに選んだのは、駅から徒歩10分の好立地にありながら、川が眺められる林間サイト、しかもソロ専用エリアがある「フォレストサンズ長瀞」です。

直火もOKなこのソロキャンプ専用エリアは、「ブッシュクラフトサイト」と名付けられており、落ちている枝などの利用も自由です。

調べてみると、駅から徒歩やバスで行けるキャンプ場は結構あるんですね〜。

「車を持っていない」「車の運転が苦手」という方には、是非ともおすすめしたいです!!

女子ソロキャンプのご飯は?簡単&スピード重視の美味しいソロキャンプ飯

いつも「365日休みなしの母親業」をしている私です。

ソロキャンプの時くらい、ご飯の支度や後片付けの手間から解放されてゆっくりしたいですよ!!

そして、初めてのソロキャンプなので、時間にも余裕を持ちたい。時間の余裕は心の余裕につながりますしね。

ということで!今回のソロキャンプ・デビューでは

【1】 簡単にできる料理

【2】 材料がシンプルなメニュー

【3】 洗い物が楽

【4】 1〜3を兼ね揃えた上で「美味しい」こと

これらにこだわって、メニューのチョイスをいたしました〜!!

【初日のお昼ご飯】「とりあえずのビール」と「ザ・キング・オブ・キャンプ飯」=カップヌードル

筆者撮影:自然の中で飲む「とりあえずのビール」は最高〜!
筆者撮影:「うめぇ〜。リバービューで食べるカップヌードル、さいこ〜!」

ソロキャンプ・デビューで大切なことは、「最初から頑張り過ぎないないこと」だと思います!(笑)

初めてのソロキャンプで、電車の旅は楽チン〜と言いつつも、移動はやはりちょっと疲れますから、とりあえずビールを飲みながら、お昼は日本を代表するキャンプ飯「カップヌードル」で済ませました。

ちなみに、日清が小林製薬とコラボした「残り汁を固める粉」はご存知ですか?!

カップラーメンの汁に混ぜると、残り汁がゼリー状に固まってそのまま燃えるゴミで捨てられるすごいやつなんです!!

筆者撮影:「残り汁を固める粉」がすごい!
残り汁にサササッと
あら不思議!!すぐにゼリー状に固まる!

この粉のおかげで、本当に楽チンでした〜!!

日清食品の公式オンラインストアで対象のカップヌードルを1つ買うと、固める粉が1つもらえます!!

私は粉欲しさに、箱買いしました!!!(普通にカップヌードルも好きだしね)

▼日清食品の公式オンラインストアはこちら

【初日夜ご飯】「大人のソロキャンプ米」・「神田カレーグランプリ優勝カレー(レトルト)」

夜ご飯は、ちょっと一手間かけて、お米を炊きました!!

その「お米」がめっちゃ美味しいやつなんですよ!!

筆者撮影

「五つ星お米マイスター」という方がブレンドした最上級のお米を、ソロキャンプにぴったりな量で真空パックされている『大人のソロキャンプ米』です!!

このお米…炊きたては本当に絶品でした!!!

真空パックのブレンド米が5食入っててお値段は1,300円(税込)!!これは買いですよ〜!!!

▼こちらの記事でも詳しくご紹介しております!

筆者撮影:ガスストーブでご飯を炊きました〜
筆者撮影:五つ星お米マイスターがブレンドしたお米、最高ですっ!!!

お米だけでも間違いないやつなのですが、ここに、高級レトルトカレーをかけて、さらに、目玉焼きまで乗せちゃいます!!!間違いない美味しさです!!

筆者撮影:子どもたちには内緒でソロキャンプ用としてこちらを購入♪トリュフポテチも最高でした!
筆者撮影:レトルトカレーはヤカンで温めます〜
筆者撮影:キャンプ場までの道中、卵はクッカーの中へ入れて運搬。茶碗を拭くタオルに包めば問題なし!
筆者撮影:クッカーのふたがフライパンとして使えるやつです〜
筆者撮影:うまいっ!!!!!!うますぎる!!!!!

いや〜。。本当に、大変美味しかったです〜!!

筆者撮影:主婦の知恵として「レトルトカレーを温めたお湯を食べ終わった器へ」→洗いやすいですよ!

【2日目の朝ごはん】野菜炒めと茹で卵

筆者撮影:ジップロックの中でごま油に和えておいた野菜たちを炒めるだけ。味付けは塩コショーのみ

2日目の朝ごはんは、野菜炒めを作りました〜。

本当は初日の夜ご飯に、、、と思って持ってきていたやつなのですが、初日が目玉焼きカレーライスでお腹いっぱいになったので、翌朝に回しました。

とってもシンプルな料理で、ジップロックの中で「ごま油」に和えておいた野菜を炒めるだけ。味付けは塩コショーのみ。

筆者撮影

炒めただけなんだですが、キャンプで食べるご飯は絶品に感じますよね。めちゃめちゃ美味しかったです〜!!!!

筆者撮影

ちなみに、調味料は厳選した「一軍メンバーのみ」を帯同し、ヤカンの中に入る分だけと決めました。省スペ&軽量を図るソロキャンプテクニックです!

今回は私、(塩)・(塩胡椒)・(レモン)・(韓国海苔ふりかけタイプ)を持参しました。

筆者撮影

茹で卵もすごく美味しかったです〜!!!

女子ソロキャンプの防犯→私はこう対策しました!

女子ソロキャンプで気をつけたいことは、たくさんあります。

ソロキャンプ に限らず「キャンプ全般」にも言えることですが、おそらく、女性のソロキャンプで一番不安に思うことは「防犯」でしょう。

私が今回実施した対策はこちらです!

防犯対策(1) 貴重品は最小量で身につけるタイプ=リュックで携行する

筆者撮影

今回は『スーツケースキャンパー』スタイルで行ったソロキャンプ ですが、トイレやフロントに行ってしばらくサイトを留守にしている間に貴重品を盗まれたくないと思い、リュックを持っていくことにしました。

スマホとお金くらいならサコッシュに入るのですが、読書のために持っていったiPadなんかはサコッシュでは収まらないので、リュックがあると便利です!

オススメのリュックは、DECATHOLON(デカトロン)の登山ラインのブランド・QUECHUA(ケシュア)MH 100です!

「スーツケースキャンパー」スタイルは、スーツケースの中に入れた荷物は簡単に取り出せない!!ので、寒さ調節のための上着とか、道中の食べ物・飲み物、電車の中で読みたい本などは、リュックで持ち運ぶと良いです〜!!

筆者撮影:機能的なポケットが充実しているので、スーツケースキャンパーにもおすすめのリュックです!

DECATHOLON(デカトロン)の軽ハイキングラインのブランド・QUECHUA(ケシュア)MH 100は、ポケットがとても充実しているので、さっと取り出せて、またさっとしまえます!

30Lというまあまあな容量があって、腰ベルトもあり、背中の発汗を抑制するAir coolingというシステムになっていて、お値段は¥4,990(税込)とめちゃめちゃコスパが良いんです。

電車+徒歩で行くスーツケースキャンパーには特におすすめしたいリュックです。

防犯対策(2) 荷物はなるべくテントの中にしまう

筆者撮影

2つ目の対策は、「荷物はなるべくテントの中にしまう」ことです!

これは、テント選びにも通じる話なのですが、ソロキャンプ だからと言って、本当に大人1人がギリギリ寝れるサイズのテントを選んでしまうと、スーツケースが外に置きっぱなしになってしまいますよね。

特に就寝時は、スーツケース以外の荷物もなるべくテントの中にしまった方が安心です。

私がおすすめしたいテントは、これまたDECATHOLON(デカトロン)になるのですが、登山ラインのブランドFORCLAZ (フォルクラ) の、大人2人用のテントTREK 100です

このテントは、大人2人用のサイズなので中もひろびろしておりまして、荷物は全てテント内に収まります!!

筆者撮影

また、スーツケース本体も収まるほどしっかりした広さの「前室」がありますので、スーツケースキャンパー向きのソロキャンプテントかなと感じます〜!!

防犯対策(3) ファミリー層が多いキャンプ場をチョイスする

筆者撮影

キャンプ場選びにも、防犯の観点を入れると良いと思います。

私は今回、ファミリー層が多いキャンプ場をセレクトして、なるべくファミリーキャンプのエリアに近い場所に設営するようにしました!

ソロキャンパーさんの中には、「ファミリーキャンパーの賑やかな声が苦手・・」という方もいると思いますが、私は「ファミリーキャンパー」なので、子どもの声とかは全然気になりません。

人の気配がするエリアの方が、寝るときも安心だと感じます。

ま、この辺りは好みがあると思いますが、私の勝手な思い込みで「ファミリーキャンプで来ている人は、盗みはしない」というのがあるので、「確かにそうかもね」と思われる方は、ファミリー層が多いキャンプ場をチョイスしてみるのもいいと思います!

ファミリーやグループも楽しいけど、「ソロキャンプ」は『至福のおひとりさま時間』を過ごせます!

筆者撮影

初めてのソロキャンプは、本当に楽しくて楽しくて、すでに「次はいつ行けるかな」と次回の計画を立てております〜!

ソロキャンプ は、ファミリーキャンプとは全く別ものですね〜。

同じギアを使っていても、そこには『至福のおひとりさま時間』が生まれるんですよ!

ぜひみなさんも、いろんなキャンプスタイルを楽しんで見てもらえたらと思います!!

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