G党もどよめく 巨人・吉川尚輝が初の3番でスタメン出場! 第1打席は中前打

「3番・吉川尚」のアナウンスに場内がどよめいた

巨人・吉川尚輝内野手(26)が22日の中日戦(バンテリン)で、プロ入り後初となる「3番・二塁」でスタメン出場した。

プロ入り5年目、通算889打席目はクリーンアップで迎えた。場内のスタメン発表で「3番 セカンド 吉川尚輝」とアナウンスされると、敵地のG党から「おぉ~」とどよめきもわき起こった。それもそのはずで、3番で先発出場するのは自身初だ。

そして初回の第1打席は二死走者なしの場面。中日先発右腕・ロドリゲスが1ボールから投じた縦に落ちるスライダーをとらえ、きっちりと中前へ運んでチャンスメークした。その後、二死二、三塁まで好機が拡大したが、5番のスモークが空振り三振に倒れ、先制はならなかった。

吉川の5月の月間打率は13試合で4割4分(試合前時点)。まずはベンチの抜てきにバットで応えた格好だ。

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