「鈍足」じゃない!? 巨人・スモークが全力疾走で初の内野安打をマーク

初の内野安打をマークした巨人・スモーク

巨人の新助っ人、ジャスティン・スモーク内野手(34)が22日の中日戦(バンテリン)に「5番・一塁」でスタメン出場し、4打数2安打でお役御免となった。

3回の第2打席で右前打を放ったスモークは、7回の4打席目は一死走者なしの場面で三塁強襲の内野安打。中日3番手の福から強烈な打球を放ち、三塁手の高橋が処理にもたついたと見るなり、スモークは193センチ、99キロの巨体を揺らしながら一塁へ〝全力疾走〟だ。高橋からの送球よりもどうにか速く一塁ベースを駆け抜け、セーフのジャッジをもぎ取った。

スモークの走力については元木ヘッドコーチが笑いながら「足が遅せえんだよ」との評価を下していたが、本気で走ればヒットを稼ぐこともできると証明した格好だ。なお、スモークはこの場面で代走に香月を送られ、この日の役目を終えた。

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