陸自「水陸機動団」第3連隊 大村・竹松駐屯地配備へ 政府検討 園田市長 経済活性化に期待

 陸上自衛隊の水陸機動団の新設部隊を竹松駐屯地(大村市富の原1丁目)に配備する方向で政府が検討していることについて、園田裕史市長は取材に「経済活性化や地域活力の面でも誘致の効果は大きい。まだ正式な連絡は来ていないが、最終決定となるよう、大村の思いを継続して伝えていきたい」と話した。
 昨年7月、市や市議会、観光、経済団体など官民12団体で期成会を設立。部隊改編で隊員が減った竹松駐屯地への誘致を目指し、国に対し要望活動を展開してきた。同部隊の誘致を巡っては、佐世保市や五島市なども名乗りを上げている。

 


© 株式会社長崎新聞社