射撃男子ライフル3姿勢 松本2位 東京五輪2度目の再選考会 内定決定戦へ 

膝射で標的に狙いを定める松本(自衛隊)=味の素ナショナルトレーニングセンター(日本ライフル射撃協会提供)

 射撃男子ライフル3姿勢の東京五輪代表再々選考会は23日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、長崎県島原市出身の松本崇志(自衛隊)は2位となり、25、26日の内定決定戦に回った。
 男子ライフル3姿勢は2019年に松本が東京五輪代表に内定していた。東京大会が1年延期となった後、代表維持の条件として日本協会が指定した記録会で松本が基準点をクリアできず、今月14~16日に120発計3回の再選考会を開催。ここで内定が出なかったため、この日、2度目の再選考会が行われた。
 再選考会と同じ3人が臨んだ今回は120発を1回実施。松本は14~16日の3回を含めた中で自身最高となる1165点をマークしたが、1位の岡田直也(ALSOK)が16日に出した1174点を超えられずに2位となった。
 松本が次に臨む内定決定戦は、4月末のエアライフル最終選考会で2位だった島田敦(自衛隊)との一騎打ち。エアライフルとライフル3姿勢の合計点で競う。

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