沖縄で新たに156人感染 日曜では最多、5日で1000人増【5月24日朝】

 沖縄県は23日、10歳未満から90代の156人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。日曜としては、昨年8月9日と並び過去最多。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は78.42人で、北海道(77.53人)を超え、4月5日以来再び全国最多となった。

 県内の累計感染者数は1万5081人で、1万5千人を超えた。5日間という過去最短の期間で千人増えた。23日時点の療養者数は1959人で、6日連続で最多を記録している。同日、県は高齢者施設や飲食店、事業所などで新たに5件のクラスター(感染者集団)を認定した。

 新規感染者156人のうち、推定感染経路が判明しているのは46人。内訳は家庭内19人、施設15人、職場7人、友人知人5人。居住地別では、那覇市が最多55人、宮古島市17人、浦添市14人など。

 米軍関係は日曜のため、県への報告はなかった。【関連ニュース】
▼「苦しみ、誰に言えば」 閑散とする国際通り…
▼8ホテルが休廃業で脱退 沖縄県ホテル組合が総会
▼時機逸した「時短拒否店」公表【記者解説】

© 株式会社琉球新報社