25日(火)は西日本を中心に広範囲で黄砂飛来 黄砂の付着や見通しの悪化に注意

黄砂解析予測図(気象庁、25日 正午)

 25日(火)は西日本を中心に広い範囲で黄砂が予想される。所によっては視程が5キロメートル未満となるため、黄砂の付着や見通しの悪化に注意が必要となる。

(上)黄砂解析予測図(気象庁、25日 午後6時)(下)地表付近の黄砂の濃度と視程(画像出典=気象庁ホームページ、見出し加工)

 24日(月)正午現在、朝鮮半島では黄砂が観測されており、視程が5キロメートル未満となっている所がある。
 25日(火)は西日本を中心に広い範囲で黄砂が予想され、視程が10キロメートル未満となる見通し。所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みだ。屋外では所により黄砂が付着するなどの影響が予想される。
 また、視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがあるため、注意が必要となる。

 気象庁のホームページの「黄砂の濃度と視程の関係」によると、見通しが10キロメートルに場合の満たない影響として、風景がぼんやりとかすむ、5キロメートルに満たない場合の影響として、車や洗濯物などの表面への付着が目立ち始める、2キロメートルに満たない場合の影響として、航空機への離着陸などがあげられている。

※視程とは、水平方向で見通しの効く距離のこと。

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