国内初、神戸市・神戸大学・楽天など産学官連携で大規模ワクチン接種体制を構築

神戸市、神戸大学、神戸大学医学部附属病院、東京慈恵会医科大学外科学講座、SBCメディカルグループ、楽天ヴィッセル神戸株式会社、楽天グループ株式会社、楽天メディカルジャパン株式会社は、ヴィッセル神戸のホームスタジアムであるノエビアスタジアム神戸に新型コロナワクチンの大規模接種会場を設置し、迅速かつ効率的なワクチン接種オペレーション体制を連携して構築することを決定した。

8者による産学官連携において、神戸市は実施主体としてワクチン接種オペレーション全体を指揮監督し、神戸大学および神大病院は主に週末における医師、研修医、医学部生、看護師、薬剤師等の医療従事者の派遣を、SBCメディカルは主に平日における医師、看護師等の医療従事者の派遣を行う。

神大病院およびSBCメディカルは、ワクチン接種オペレーション構築にあたり医療上および効率性といった専門的観点からの助言を行い、慈恵大外科は、本取り組みに全面的に賛同し、平日および週末における医師の派遣を行う。ヴィッセル神戸はノエビアスタジアム神戸の施設提供やチームドクター等の医療従事者を含むスタッフ支援等を、楽天は神戸市と緊密に連携して会場オペレーション設計、スタッフ派遣、システム設計、必要物資の確保等を、楽天メディカルは医療機関との調整ならびに医療従事者の確保を行う。さらに、楽天および楽天メディカルは、ワクチン対策における様々な課題に対して、根本的な解決を図るべく、協力者間のコーディネートを行う。

このように、8者は緊密に連携の上、ノエビアスタジアム神戸における国内初の産学官連携のワクチン大規模接種オペレーション体制を早急に構築し、効率的な接種モデルとして確立することを目指す。

また、迅速、効率的かつ大規模なワクチン接種オペレーション構築のためには、より多くの医療従事者やスタッフの協力が不可欠であり、ヴィッセル神戸、楽天、楽天メディカルは、今後、ノエビアスタジアム神戸においてワクチン接種を担う医療従事者を募集する。

接種スケジュールは、2021年5月22日(土)に接種予約を、5月31日(月)にワクチン接種を開始。当面は、一日あたり数千人程度の接種可能数を想定している。8者は、すでに設置が決まっている会場とも連携し、一刻も早くワクチン接種を進め、一日も早くコロナ禍が終息するよう、できる限りの連携・協力を行う。

参考:【楽天グループ株式会社】神戸市、神戸大学、神大病院、慈恵大外科、SBCメディカル、ヴィッセル神戸、楽天、楽天メディカルによるノエビアスタジアム神戸における新型コロナワクチン大規模接種オペレーション体制の構築について

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