【RIZIN】堀口恭司&朝倉海へのリベンジを狙う扇久保博正「僕にとって最高のチャンス!」

オンラインで練習を公開した扇久保

格闘技イベント「RIZIN.28」(6月13日、東京ドーム)で開幕する「RⅠZⅠN JAPAN GRAND―PRⅠX 2021バンタム級トーナメント」に臨む扇久保博正(34)が、同級2強へのリベンジを誓った。

24日にオンラインで練習を公開し、ミット打ちや、所属するパラエストラの同門で同トーナメントに出場する岡田遼(32)とのプロレス形式のマススパーで汗を流した。

1回戦の相手となる春日井〝寒天〟たけし(32)とは、2014年の格闘技イベント「VTJ」で判定勝ちしており「あの時よりはパンチで攻めてくる印象がある。スタミナがあり、気持ちも強いのでそこをかなり警戒しているが、自分の方が打撃も寝技もレスリングも勝っていると思うので圧倒できる。KOできるようにしたい」と自信を見せた。

今トーナメントへかける思いは誰よりも強い。現バンタム級王者の堀口恭司(30)には修斗、RIZINで2連敗、元王者の朝倉海(27)には昨年8月の同級王座決定戦で1ラウンドTKO負けしているからだ。

勝ち進めば朝倉海との再戦の機会を得られ、トーナメントを優勝すれば堀口の王座へ挑戦できる可能性が高まるだけに、扇久保は「このトーナメントで今までの敗戦を払拭できる思う。僕にとっては最高のチャンス」ときっぱり。借りを返すまでは負けるわけにはいかない。

© 株式会社東京スポーツ新聞社