【交流戦】腕に「武」の意気込み、快投DeNAピープルズが2勝目「チームに勝利を」 

お立ち台で笑顔を見せる(左から)ピープルズ、ソト、宮崎

◆横浜DeNA10-3オリックス

 今季のハマスタで行われる交流戦のテーマは「戦国」。その初陣で、左腕に漢字の「武」のタトゥーを刻むDeNAピープルズが快投劇を演じた。

 来日後最長となる7回を投げて1失点。今季2勝目に「試合前にしっかりプランを立てられ、うまく投げることができた」とうなずいた。

 初回からテンポ良く投げ込んだ。最速149キロのストレートと多彩な変化球を低めに集めて打者の芯を外し続け、四回まで無安打投球。六回無死一、三塁の場面も、パ・リーグ首位打者の吉田正をチェンジアップで併殺に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 安定感抜群の来日2年目右腕は「試合をつくることを心掛け、チームに勝利をもたらす投球を意識していく」と、パの猛者たちに立ち向かう。

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