春季高校野球組み合わせ 関根学園、松商と対戦 2季連続6度目の北信越

 春季北信越高校野球大会(6月5~8日、ハードオフ・エコスタジアム新潟、長岡市悠久山球場)の組み合わせが27日、決まった。本県から上位4チーム、他4県からは各1位の4チーム、計8チームが出場する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催県以外の県の出場数が絞られた。本県2位で2季連続6度目の出場となる関根学園は1回戦で、長野県1位の伝統校・松商学園と対戦する。

 関根学園はベスト4に入った昨秋に続く北信越の舞台。先発メンバーをほぼ固定して戦い、看板の打線はつながり十分。投手陣も主戦の牧野水樹(3年)に、遊撃手の滝澤夏央(同)らが控えており、守備も堅い。

 松商学園は決勝で岡谷南を8―2で破り、春季県大会で21年ぶり15度目の優勝を果たした。選抜大会に出場した上田西や昨秋1位の佐久長聖との対戦はなかったが、危なげない勝ち上がりを見せ、投打ともに力がある。

 試合は5日午前10時から長岡市悠久山で。昨秋の北信越大会準決勝でサヨナラ負けした福井県1位の敦賀気比とは同じブロックとなった。

 収容人数に上限を設けた上で、有観客制で実施される。

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