NIB減収減益 コロナ禍影響 3月期決算

 長崎国際テレビ(NIB、長崎市)が27日発表した2021年3月期決算は、売上高が前期比11.9%減の40億400万円、当期純利益は同38.6%減の1億3800万円で、減収減益だった。
 同社によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、テレビ放送収入が減少した上、主催イベントの延期・中止による事業収入の減少が要因。
 同日内定した役員人事案も発表。非常勤取締役に杉山美邦氏(日本テレビホールディングス代表取締役社長)が就く。非常勤取締役の大川英明氏と大久保好男氏、相談役の位寄雅雄氏はいずれも退任する。
 6月17日に開く株主総会と取締役会を経て正式決定する。

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