チアリーディングUSAナショナルズ全国選手権大会 5チーム熱込め演技 ワセダクラブ北信越支部

惜しくも入賞に届かず ワセダクラブ北信越支部

 チアリーディングのUSAナショナルズ2021全国選手権大会で、NPO法人ワセダクラブ北信越支部は上越から5チームが出場し精いっぱいの演技を見せたが、惜しくも入賞には届かなかった。

 ユース編成(小学生以下)チアリーディング部門レベル1スモールAで「上越ホワイトウィングス」は5位、シニア編成(小学5年生以上高校生以下)チアリーディング部門レベル2スモールで「上越ゴールドウィングス」が5位、「妙高グリーンフラッシュ」が6位、シニア編成チアリーディング部門レベル1スモールで「能生スターマリンズ」が3位、「糸魚川ハッピースマイルズ」が4位。

 能生スターマリンズの岩﨑こよみさん(糸魚川高3年)は「昨年から思うように練習できない日々が続き、憂鬱(ゆううつ)な日々だったが、メンバー全員で今後の目標や課題点をじっくり考えられた。先生たちに頼りきりになるのではなく、自分たちでチームをつくり上げることを心掛け、いまだかつてない良いチームと思う。この悔しさをばねに成長していきたい」、糸魚川ハッピースマイルズの田原怜奈さん(糸魚川白嶺高3年)は「昨年はコロナで思うように練習ができず、リモートで練習内容も制限された。その中で初めての競技部門で全国大会に出場し、とても貴重な体験ができた。この春メンバーが卒業し、新しい仲間を迎え、次の大会では一人一人がさらにレベルアップできるように頑張りたい」とそれぞれ今後を見据えて話した。

 指導するディレクターの清水咲里さんは「今回の大会ではレベルを上げて新しい技に挑戦したり、チームワークを重視し、団結力に励んだりと、どのチームもそれぞれの目標に向かって臨んだ。各チームの目標をしっかりと発揮することができたし、このご時世の中で目標に向かって取り組めたことに感謝。どんな状況であろうと前へ向かっていく姿勢でまたみんなと頑張っていこうと思う」とメンバーの頑張りをたたえた。

全国大会出場チームでライブ配信の結果発表を視聴(提供写真、能生スターマリンズと糸魚川ハッピースマイルズ)

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