2021 COMPUTEX d&iアワードの受賞者が発表される

リモートとゼロコンタクトが現在の業界トレンドを最もよく表す

台湾・台北--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 台湾貿易センター(TAITRA)が主催する「COMPUTEX d&iアワード」は、業界でのイノベーションと研究への継続的な投資を促すため、主要企業の一流技術を紹介するだけでなく、将来のテクノロジー・トレンドを世界に向けて発信しています。TAITRAは本日、50個の受賞製品を発表し、最優秀賞であるゴールド・アワードをASUSとJGB Smartに授与しました。

専門の審査員が5つの基準で製品を選定

TAITRAが委託し、工業技術研究院(ITRI)によって実施された「第13回COMPUTEX d&iアワード」は、SOSVのエンジェル投資家、エイコーンキャンパスのマネジング・パートナー、アスピロキャピタルの投資家、スターファブ・アクセラレータの創業者、エレクトロニクス業界誌EEタイムズ、エンガジェットのシニアエディター、ITRIの分野専門家、現地のクリエイティブディレクターといった21名の審査員の協力を得て行われました。審査基準は、Innovation(革新)、Technical(技術)、Functionality(機能)、Social(社会)、Craftsmanship & aesthetics(職人技と美学)であり、厳正な選考プロセスを経てCOMPUTEXは今年最も革新的な50個の製品を選出しました。

近年のテクノロジー・トレンドとリモートワークの機会を考慮したアワード・カテゴリー

今年のテーマは最近のテクノロジー・トレンドとパンデミック後の機会を反映させたもので、「情報通信ハードウェア、コンポーネント、周辺機器」、「5Gハードウェアとアプリケーション」、「エッジ・コンピューティングとHPCアプリケーション・サービス」、「IoTデバイスとアプリケーション」、「サイバーセキュリティーと個人情報保護」、「リモートおよびゼロディスタンス革新技術アプリケーション&サービス」、「疫病予防、スマートヘルスケアとアプリケーション」、「ゲーミング・ハードウェア、ソフトウェア、周辺機器」を含む9つのカテゴリーで構成されています。

9つのカテゴリーの一つとして、今年は特別に「スタートアップ」を設け、新たなビジネス機会や技術面での飛躍的進歩を促進しています。

世界的なパンデミックは人々の生活や関わり合い方を一変させましたが、その変化は今年の応募作品からも見てとることができます。隔離生活やリモートワークの拡大に伴い、ホーム・エンターテインメントやフィットネス、eスポーツ、ゲームなどの需要が今年最も人気のあるカテゴリーとなり、応募総数の約38%を占めました。リモートとゼロコンタクトという言葉は、今年のCOMPUTEX d&iアワードだけでなく、テック業界全体のキーワードでもあります。

50個の受賞製品から選ばれた特別賞とゴールド・アワード

今年のコンテストには7カ国からの応募がありました。予選を通過した50製品が決勝に進み、特別賞3製品、ゴールド・アワード3製品が選ばれました。

特別賞は、「ASUS ROG Flow X13+ XG Mobile」、「DoQubiz Data Fractal System」、「ZOTAC ZBOX MAGNUS ONE」の3製品が受賞しました。ゴールド・アワードには、ASUSの近日発売の「ProArt Display」と「ROG Zephyrus Duo 15 SE GX551」、JGB Smartの「All-In-One Cloud Rental Management & Smart Lock Solution」が選ばれました。

2021 COMPUTEX d&iアワードの全受賞製品50個のリストをご覧いただけます:https://pse.is/3h7t8m

詳細情報:

COMPUTEX : https://www.computextaipei.com.tw/

InnoVEX:https://www.innovex.com.tw/

国際コンピューター見本市(別称:COMPUTEX)について:

1981年に設立された台北国際コンピューター見本市は、サプライチェーンとIoTエコシステムを網羅した世界有数のICT、IoT、新興企業のための見本市の1つです。台湾貿易センター(TAITRA)と台北市電脳商業同業公会(TCA)が共同で開催する台北国際コンピューター見本市は、台湾の包括的なICT集団を基盤とし、ICT確立されたブランド企業から新興企業まで、またサプライチェーンからIoTエコシステムに至るまで、ICTのあらゆる領域をカバーしています。台湾は、強力な研究開発能力および製造能力と、知的財産権(IPR)保護を備えているため、世界的な技術エコシステムでパートナーを探している外資系企業や投資家にとって、戦略的な目的地となっています。台北国際コンピューター見本市をウェブサイト(www.computextaipei.com.tw)とツイッター(@computex_taipei、ハッシュタグ#COMPUTEX)でフォローしてください。

COMPUTEX 2021 Virtualについて:

テクノロジーのパイオニアとして、COMPUTEXはデジタル変革の受け入れの最前線に立ってきました。そして2021年、このイベントはオンラインで開催されます。COMPUTEX主催者の台湾貿易センター(TAITRA)は、世界の主要なテクノロジー・プレーヤーと共にAI駆動のバーチャル・プラットフォームである#COMPUTEXVirtual(世界のスタートアップとイノベーションを紹介する#InnoVEXVirtualを含む)を展開し、距離という障壁を超えた卓越したバーチャル展示体験を提供することを目指しています。

TAITRAについて:

1970年に設立されたTAITRAは、台湾を代表する非営利貿易振興機構です。政府と各種業界団体が後援するTAITRAは、企業の世界的な事業範囲の拡大を支援します。台北に本部を置くTAITRAは、1300人の専門家からなるチームを擁し、桃園、新竹、台中、台南、高雄の5カ所に拠点を置き、世界63カ所に事務所を構えています。TAITRAは、台北世界貿易センター(TWTC)および台湾貿易センター(TTC)と共に、世界貿易の促進に注力するグローバル・ネットワークを形成しています。

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