アーチ攻勢で得意の巨人戦に連勝した。ソフトバンクが29日の巨人戦(ペイペイ)に8―3で快勝。今季最多の5本塁打で8得点を奪った。
2点を追いかける2回に柳田悠岐外野手の12号ソロ、長谷川勇也外野手の1号ソロと連続アーチで同点。
4回に甲斐拓也捕手の5号2ランで勝ち越すと、続く5回には再び長谷川が2号3ランを放ち試合を決めた。6回には松田宣浩内野手の6号ソロも飛び出した。
工藤監督もニッコリだった。「柳田君と長谷川君の最初の2発が大きいと思う。その後も甲斐君が決勝点になるホームランを打ってくれたもの当然大きい。相手に1点を取られたら傾きかけるかな?というところで長谷川君の3ランですし。(1点を返された後に)マッチ(松田)も打ってくれましたけど、取られた後にまた取り返すというのも相手にショックが大きいでしょうからね」。
それぞれのアーチを挙げて「みんなすごく意味のある本塁打を打ってくれたと思います」とたたえた。
一発のある打者が多い強力・鷹打線。ただ、今回の巨人戦を迎える前の時点では、まだ本調子とは言えず、51試合でリーグ3位の41本塁打だった。それが前日の巨人戦でも4本塁打を放っており2試合で9発の大爆発だ。巨人に対してはオープン戦、日本シリーズを含めて14連勝と完全に圧倒している。