UEFAチャンピオンズリーグ決勝が29日に開催され、マンチェスター・シティとチェルシーが激突した。
【CL決勝プレビュー】2年ぶり決勝でプレミア勢対決!ビッグイヤーを掲げるのはマンCか、チェルシーか…
2年ぶりとなったイングランド勢によるCL決勝。コロナウイルスの影響でポルトガルのエスタディオ・ド・ドラゴンに会場が変更された一戦は、ポゼッションで勝るマンCとカウンターを狙うチェルシーの構図が浮き彫りになる。すると42分に、メイソン・マウントが自陣からディフェンスラインの背後にスルーパスを供給。抜け出したカイ・ハベルツがGKを交わすと、無人のゴールに流し込みチェルシーが均衡を破る。
デ・ブルイネ、チェルシーがCL制覇した9年前を回顧「あんまり覚えてない」
後半に入ると、攻めるマンC守るチェルシーの展開が顕著化。さらにケビン・デ・ブルイネが負傷交代となったことで、両チームがシステムを少しずつ変えてより一層激しさを増す。その中で輝きを放ったのは、チェルシーのエヌゴロ・カンテ。豊富な運動量と高いボール奪取能力でマンCの攻撃を封じ、チェルシーが虎の子の1点を守り切りタイムアップ。1-0で勝利したチェルシーが、9シーズンぶり2回目のCL制覇を成し遂げた。