米軍普天間飛行場、4月離着陸1671回 夜間飛行は前月比倍の35回

 【宜野湾】沖縄防衛局の目視調査によると、4月に米軍普天間飛行場(宜野湾市)で航空機が離着陸などした回数は1671回で、3月の2087回から19.9%減となった。一方で、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で制限される午後10時以降の夜間飛行は35回を数え、3月の17回から倍増した。 4月の離着陸回数のうち、常駐機は3月(1818回)よりも22.2%少ない1414回だった。機種別では垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが391回で最も多い。

 外来機も3月(269回)より4.5%少ない257回。外来オスプレイは68回となり、昨年12月の飛来以降、最多となっている。

 2020年4月比では全体で9.5%減少した。常駐機が11.2%少なくなった一方、外来機は0.8%の増加となっている。

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