エンゼルス大谷がマルチ安打&今季7個目盗塁で勝利に貢献 米メディア「敵地も魅了の異常人気」

5回、本塁へ激走する大谷(ロイター)

エンゼルスの大谷翔平投手(26)が29日(日本時間30日)、敵地でのアスレチックス戦に「2番・DH」で先発出場し、5打数2安打でマルチ安打をマーク。チームも4―0で勝利し、連敗を止めた。

5回二死二、三塁の第3打席で相手先発の右腕モンタスが投じた内角直球をとらえ、左前へ運び2点適時打。出塁後、今季7個目の盗塁も決め、チーム4点目の本塁生還も果たした。7回一死一塁の第4打席では2番手・右腕ペドロジアンから中前打を放ち、5試合ぶりの複数安打とした。

前日28日(同29日)の同カード2戦目では先発マウンドに立ち、投打同時出場せず7回途中までを3安打3失点と好投したものの今季初黒星。大きなインパクトを植え付けられた格好の敵地アラメダ・カウンティ・コロシアムのファンは、この日打席に立った二刀流・大谷に対して相手チームの主力でありながらも大声援を送っていた。こうした様子に米スポーツ専門局「ESPN」が「大谷は敵地を魅了するほどの異常な人気」などとリポートするなど、そのフィーバーぶりがますます過熱しているようだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社