【新型コロナ】川崎で56人感染 特養ホームのクラスター拡大

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は30日、10歳未満~80代の男女56人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症4人、軽症43人、無症状9人で、28人の感染経路が不明。市発表の感染者は累計1万2482人となった。

 年代別では20代が14人と最多。30代・40代が各9人、50代8人、10代6人、60代4人、70代3人、80代2人、10代1人。

 居住地別では高津区が14人、中原区・宮前区が各7人、幸区・麻生区が各5人、川崎区3人、多摩区2人、横浜市10人、海老名市・千葉県・東京都が各1人。

 市によると、感染経路が分かっている28人のうち家庭内感染が9人、陽性者の接触者が19人。

 クラスター(感染者集団)が発生していた幸区の特別養護老人ホームでは、職員1人と入居者2人の陽性が新たに判明。同施設関連の感染者は47人となった。

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