桑取の景観美しく くわどり湯ったり村 応援隊が周辺整備 

 上越市皆口の温浴施設、くわどり湯ったり村周辺の景観を守ろうと結成された「応援隊」による整備作業が30日、同館周辺で行われた。約25人が参加し、草刈りや森の散策道整備に汗を流した。

 くわどり湯ったり村応援隊は地元住民を中心に結成し、今年で3年目。年2~3回、草刈り作業などをボランティアで行っている。同日は持参した刈り払い機などを使い、道路脇の斜面や遊歩道沿いに長く伸びた草を手際よく刈っていった。

施設に続く道路脇の草を刈る応援隊メンバー

 花壇の草取りを担当した服部啓子さん(74)は「草取りをするときれいになって気持ちがいい。手入れを続け、みんなの憩いの場をいつまでも残したい」と話した。

 隊長の大原正夫さん(74)は「来館者が気持ち良く過ごせ、また来たいと思ってもらえるような桑取になるよう活動を続けていきたい」と話し、湯ったり村の五十嵐力支配人(60)は「地域一体となってお客さんを迎えてもらっている」と感謝した。

© 株式会社上越タイムス社