ゲレーロJr.がメジャー最多の18号 3安打2打点の活躍

【アストロズ2-6ブルージェイズ】@セーレン・フィールド

ブルージェイズは1点ビハインドの4回裏に4点を奪って逆転すると、続く5回裏にはブラディミール・ゲレーロJr.が18号2ラン。このリードを生かし、アストロズを6対2で破った。ゲレーロJr.は17本塁打で並んでいたロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)とフェルナンド・タティスJr.(パドレス)に1本差をつけ、本塁打ランキングメジャー単独トップに浮上。4打数3安打2打点の活躍で打率は.338、OPSは1.111に上昇している。

アストロズがホゼ・ウルキディ、ブルージェイズがロス・ストリップリングの先発で始まった一戦は、序盤から両軍が好守を連発し、3回まで両軍無得点。しかし、4回表二死からアストロズが連打と死球で満塁のチャンスを作り、マイルズ・ストローが押し出し四球を選んで1点を先制した。ところが、直後の4回裏にウルキディが崩れ、一死1・2塁からルルデス・グリエルJr.が同点タイムリー。さらにジョー・パニックに2号3ランが飛び出し、ブルージェイズがリードを奪った。

5回裏にはゲレーロJr.が甘く入ったスライダーを逃さず捉え、レフトへの18号2ラン。ウルキディを5回途中9安打6失点でノックアウトした。ブルージェイズはその後、9回裏に4番手のラファエル・ドリスが無死2・3塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を返されたが、6対2で快勝。本塁打ランキングメジャー単独トップに立ったゲレーロJr.は「数字は気にしていない。チームの勝利に貢献できていることを誇らしく思うよ」と語った。

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