移住促進へ情報発信 動画チャンネル開設 糸魚川JC

 糸魚川青年会議所(糸魚川JC、木島嵩善理事長)の「First Place 糸魚川発信委員会」(中嶋康仁委員長)は本年度、首都圏などの都市に住む移住希望者に情報発信を行うことで、糸魚川を「First Place(移住者にとって最高の場所)」の候補として考えてもらえるようにと、認知度向上を図る活動を展開している。

 同委員会は動画チャンネルを開設。同JC内で企画した動画を多数アップしている。メンバーは自ら見て感じた糸魚川の魅力を順次公開し、PRしている。

▼First Place 糸魚川 のYou Tubeチャンネル

 今後目指していくのは「市民ぐるみの情報発信」。中嶋委員長は「われわれ市民で共に情報を発信していくためには、インナーコミュニケーション(内部、市民の一体感、連携)を強化する必要がある」と課題を説明する。3月には市内関係団体と動画企画について学ぶ機会が設けられた。

越智一仁さん講師に例会 プロモーションスタートアップ

 糸魚川JC6月例会「First Place 糸魚川」地域プロモーションスタートアップが7日夜、ウエブ会議システム・ZOOMを活用して行われた。越智一仁さん(電通クリエーティブ・ディレクター)を講師に迎えた。39人が聴講し、成功事例からインナーコミュニケーション、視点を変える重要性などを学んだ。

 越智さんは広告制作で国内外の賞を多数受賞。宮崎県小林市の移住促進PR動画「ンダモシタン小林」が反響を呼び、地域プロモーションで先駆的な位置付けになった。講演では小林市の動画を紹介し、「まずやってみることが大切さ」などを伝えた。

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