2作品役のギャップで演技力の高さを見せ付けた山田孝之

俳優の山田孝之が主演を務めるNetflixのオリジナルシリーズ「全裸監督 シーズン2」の特別映像とポスターがこのほど、解禁された。

今月24日から全世界同時配信される同作は、“伝説のAV監督”村西とおる氏(山田)が新たな野望である衛星事業に乗り出し、規格外の転落劇を繰り広げるシリーズ最新作。

YouTube公式チャンネルで公開された特別映像では政見放送風で、村西氏を「映像制作会社社長。前科8犯。借金300億円」と紹介。「シーズン1だけ見て終わりということは、何も見ていないということに等しいのです。さぁ全裸監督2を見ようじゃありませんか!」と全力でアピールした。

「おととし8月に配信された前作は配信直後に続編の製作が決定。前作よりもはるかにスケールアップしているという今作だけに、どこまで配信回数を伸ばすかが注目される。ギラギラしてすっかり村西氏が乗り移っている」(芸能記者)

そんな山田が出演しているのが、公開中で俳優の佐藤二朗が監督をつとめた映画「はるヲうるひと」。至るところに置屋が点在し、住民たちに閉塞感が漂う島を舞台にした同作で、山田は島の置屋で働く次男の得太役。長男の哲雄(佐藤)から、子分のように扱われる役を演じている。

あるインタビューで山田は役作りについて、『クランクインの前日に入りましたが、その日に気持ちがどん底まで落ちてしまいました。空き時間に他の仕事をしようかと思ったのですが無理でした。ホテルは海沿いで、きれいなところでしたが、ここに得太はいたのかと思って、どん底の気分になりました』。

かなりの覚悟が必要な役であったことを明かした。

「2作品の山田は天と地ほどの幅のある演技を見せてくれた。なかなか同年代であの振り幅を演じきることができる俳優はいないだろう」(同)

また役者としてステップアップを果たしたようだ。

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