【絶品レシピ】ダッチオーブンで丸鶏をローストチキンに!シンプルな作り方が一番旨い!

こんにちは、浜の小魔人です。今回はダッチオーブンで作るキャンプ飯!「丸鶏のローストチキン」のレシピをご紹介します。コストコで購入した2kgの丸鶏を炭火でじっくり焼き上げれば、ふっくらジューシーなローストチキンが完成します。筆者おすすめは塩と胡椒だけのシンプルな味付け。丸鶏本来の旨味を堪能しましょう。

丸鶏のローストチキンには最低10インチのダッチオーブンが必要

筆者撮影

丸鶏のローストチキンを作るには、丸鶏の大きさにもよりますが、最低10インチ(約25.4cm)、余裕を持たせるのであれば12インチ(約30.5cm)のダッチオーブンが必要です。

筆者はもともと「ニトリのダッチオーブン19cm」を気に入って使っていたのですが、これだと大きさが足りないので、ニトリに行って24cmのダッチオーブン(ニトダッチ24)を購入してきました。

ニトダッチがお気に入りの理由は、コスパの良さです。24cmのダッチオーブンが2,536円(税込)という安さで手に入るのは魅力的ですからね。

最近は、購入後のシーズニングが必要のないダッチオーブンや、洗剤で洗えるもの、ステンレス素材のものなどいろいろな種類のダッチオーブンが販売されています。ニトダッチ24は昔ながらのスタイルで「シーズニング」が必要なのがちょっと手間ですが、筆者はシーズニングも嫌いではないのでワクワクしながらシーズニングしましたよ。

予算に余裕があるならば、シーズニングも必要なく使用後のお手入れも簡単な「ステンレス」のダッチオーブンも魅力的ですね。

そこまで、予算がないという方は、シーズニングが必要のないこちらもすぐ使えて便利です。

さあ、ダッチオーブンが手に入ったら、次にローストチキン用の丸鶏を選びましょう。

ダッチオーブンでのローストチキン作りにコストコの丸鶏をおすすめする理由

筆者撮影

持っているダッチオーブンの大きさによって、使える丸鶏の大きさは変わりますので注意が必要です。丸鶏を買ってきたけどダッチオーブンに入らなかった…、なんて失敗は悲し過ぎますからね。

筆者撮影(ニトダッチ24には2kgの丸鷄がぴったり)

筆者の使っているニトダッチ24は、2kg前後の丸鶏がぴったり入るサイズです。だから大きすぎる丸鶏を選ばないように注意しています。

お持ちのダッチオーブンが12インチのものなら、それほど大きさを気にしないで選んでもOKです。

筆者がコストコの丸鶏を使うのは、大きさがちょうど良いからだけではありません。コストコの丸鶏(中抜き)は、味が良いし、中抜き処理もバッチリで、しかも安い!からです。

筆者撮影(国産鷄が100g58円は安い)

コストコはローストされている丸鶏「ロティサリーチキン」も有名で、これも非常に美味しいです。

でも、生の丸鶏(中抜き)は平均的なロティサリーチキン約1.5kg よりも大きいし味付けも自分好みにできるので、筆者は断然自分で作るのをおすすめします。

近くにコストコがない方は、通販などでもいろいろな大きさの丸鶏(中抜き)が販売されていますので利用してみるのも良いでしょう。

ダッチオーブンで作る丸鶏のローストチキンレシピ

筆者撮影

前置きが少し長くなりましたが、ダッチオーブンと丸鶏が用意できたらいよいよ丸鶏のローストチキンを作っていきましょう!

【材料】

  • 丸鶏:1羽
  • 玉ねぎ:1個
  • じゃがいも:小3個(今回は新じゃが)
  • 人参:1本
  • にんにく(お腹に詰める):6〜7片(お好みの量)
  • しいたけ(お腹に詰める):3枚(お好みの量)
  • じゃがいも(お腹に詰める):小1個(お好みの量)
  • 塩(下味用):適量
  • 胡椒(下味用):適量
  • ★醤油(ソース用):適量(肉汁100ccに大さじ2)

【道具】

  • ダッチオーブン(10インチ以上)
  • リッドリフター
  • アルミホイル
  • 竹串(なくても大丈夫です)
  • 豆炭(30個前後)

【作り方】

1.丸鶏に満遍なく塩と胡椒をすり込み下味をつける(多すぎるかなと思うくらいでちょうど良い。最低でも1時間、可能であれば1日かけて下味を付けてください)

2.丸鶏のお腹の中に、皮を剥いたにんにく(6〜7片)、しいたけ(粗みじん切り)、じゃがいも(粗みじん切り)を詰める(竹串などで蓋をした方が良いが、しなくても問題ない)

筆者撮影

3.ダッチオーブンの底にアルミホイルを敷き丸鶏を入れる

筆者撮影(ピントが合っていなくてごめんなさい)

4.空いてるスペースに皮付きのまま4等分にした玉ねぎ、皮付きのじゃがいも、皮付きの人参を配置して蓋をする(オリーブオイルを回しかけるというレシピも多いですが、筆者は入れたことありません)

筆者撮影

5.炭火をしっかり起こし(炭が白くなるくらい)、ダッチオーブンを置いて蓋の上にも炭を乗せる(蓋の上に炭を多めに置いた方が美味しくできます。詳細は後述)

筆者撮影

6.調理時間は1時間(気になって薪をくべたりすると表面だけ焦げてしまうこともあるので我慢して放置しましょう。万が一焼き加減が不足していても後から追加で焼けばOKです)

筆者撮影

7.1時間経ったら完成です

筆者撮影

8.お皿に乗せて、みなさんにお披露目してから取り分けましょう

9.ローストチキンを取り出したら、肉汁をすくいとって醤油と混ぜてソースにしましょう(タレにつけて食べてもタレをローストチキンにかけて食べてもどちらも美味しいです)

筆者撮影(切り分けると…、だんだん迫力がなくなりますw)

ダッチオーブンで作るローストチキンを美味しくする「4つのコツ」

筆者が感じている「丸鶏のローストチキンを美味しく作るコツ」は4つあります。

最後の1つは筆者の個人的な好みかもしれませんが、少なくとも3つはしっかりおさえていきましょう。

<4つのコツ>

  • 温度管理をしっかり
  • 野菜は皮付き
  • 底にアルミホイル
  • 濃いめの味付け

1. 温度管理は豆炭の数でやればしっかりできる!

筆者撮影

ローストチキンを家で作るときは、オーブンで温度設定して焼くのでまず失敗しません。しかし、キャンプでダッチオーブンで作るときは温度管理が勝敗を分けます。

前段落の【作り方】のところには、「蓋に多めの炭」と一般的なレシピ記事と同様に記載しました。しかし、筆者はいつも一般的なレシピ記事を見て「多めってどれくらいかな?」と迷います。

そこで今回は、豆炭を使ってみなさんに再現可能な状態で調理して記事を書きました。筆者が使った豆炭はごく一般的な豆炭です。

筆者は今回「蓋の上に豆炭16個、底に12個」と蓋の方を少し多めにしました。(豆炭は今回のように人に伝える時は、わかりやすくて便利ですね。この分量で試してみてください)

2. 野菜は皮付きのまま焼く

筆者撮影

野菜は皮に栄養が多くあるといわれています。だから筆者は皮ごと焼くのは健康にも良いことだと信じています。

また、ローストチキンと一緒に焼く玉ねぎは絶品です。玉ねぎは皮を剥いてしまうと焼いている間に溶けてなくなってしまうこともありますので、皮付きのまま焼いてください(玉ねぎの皮は食べるときに外せば問題ありません)。

3. 底にアルミホイルを敷けば調理後の後片付けが楽チン

筆者撮影

ダッチオーブンの底にアルミホイルを敷いておくと、仮に火加減が少し強すぎたとしても、鍋が焦げ付いたりするのを防いでくれます。

ですから、ダッチオーブンのメンテナンスを考えてアルミホイルを敷いて焼きましょう。

4. 下味は濃いめ!塩と胡椒でシンプルに味付けしましょう

筆者は、ローストチキンを食べる最初の一口はソースなしをおすすめします。鶏の味が一番感じられると思うし、市販のローストチキンを食べるのと一番違うのがこの瞬間だと感じるからです。(そして、だんだんとソースで味変していくのが楽しいんです)

塩と胡椒がしっかりと効いたローストチキンは最高です。だから下味をしっかりつけておきましょう。

この4点を守っていただければ、きっと美味しい丸鶏のローストチキンが完成しますよ。

翌日もダッチオーブンで作った丸鶏のローストチキンを楽しむ!アレンジレシピ

家族や仲間とワイワイ完食してしまうことが多い丸鶏のローストチキンですが、時には残りものになる場合もありますよね。

そんな時は、ちょっと味を変えてアレンジしたら翌日も楽しめますので試してみてください。

洋風の味付けで堪能した翌日は和風で楽しむ「ローストチキンの親子丼」

筆者撮影

王道のアレンジレシピですが、出汁を濃いめにした親子丼はいかがでしょうか?かつおの出汁を効かせることで前日とは全く違う味を楽しめます。

【材料】

  • ローストチキンの残り:適量
  • 卵:1個
  • 玉ねぎ:1/8個
  • ★水:100cc
  • ★かつおだし顆粒:小さじ1
  • ★醤油:大さじ2
  • ★砂糖:小さじ1

【作り方】

1.小さな鍋に星の材料を入れ、玉ねぎも入れてよく煮る

筆者撮影

2.玉ねぎが煮えたら食べやすい大きさに切ったローストチキンを入れてさらに煮る

筆者撮影

3.卵を軽く解き、白身の部分を先に入れる(白身は時間がかかるので2段階に分けて入れると美味しくなります)

筆者撮影

4.白身が少し固まったら黄身を入れてお好みの固さに仕上げる

筆者撮影

5.ご飯の上に煮汁ごとかけたら完成

筆者撮影

お米をシェラカップで炊く時は、以下の手順で炊いてください。

【材料】

  • お米:0.5合
  • 水:110cc

【料理の手順】

  • 米をよく洗い事前に30分以上浸水する
  • シェラカップに米と水を入れて火にかける(まだ蓋をしない)
  • 沸騰する直前まで目を離さずに、時折米を混ぜてムラなく熱が入るようにする
  • 沸騰直前に火を弱火にして蓋をし、12分炊飯す
    (火加減により10分〜13分くらいで調節してみましょう)
  • 蓋をしたまま数分間蒸らす

クリチマスタードソースが決め手のローストチキンサンド

筆者撮影

実は、筆者はわざわざ鶏もも肉を焼いてこのチキンサンドを作るくらい気に入っている絶品メニューなので、皆さんもぜひ試してみてください。

【材料】

  • ローストチキンの残り:適量
  • 8枚切り食パン:2枚
  • レタス:2〜3枚
  • トマト:輪切り1枚
  • 玉ねぎ:1/8個(薄切りにして水に浸しておく)
  • ★クリームチーズ:18g
  • ★粒マスタード:大さじ2
  • ★マヨネーズ:大さじ2

【作り方】

1.★の材料をよくまぜてソースを作る

2.パンの上にレタス、トマトの輪切りを乗せてその上からソースをたっぷりかける

筆者撮影

3.その上に水にさらした薄切りの玉ねぎとローストチキンを乗せて挟む

筆者撮影

4.クッキングペーパーでくるんでから半分に切って完成(クッキングペーパーで包むと中身が飛び出さずに綺麗に切れます)

筆者撮影

キャンプで食べるダッチオーブンの丸鶏のローストチキンは最高!アレンジレシピで食べ尽くそう

筆者撮影

今回はダッチオーブンで作る丸鶏のローストチキンをご紹介しました。筆者は、シンプルな味付けで作る丸鶏のローストチキンが大好きです。

先日もソロキャンプ で作りましたが、流石に1羽まるごとを一人では食べきれませんでした。クーラーボックスに氷を追加補充して持ち帰り、アレンジレシピで楽しみました。

ファミリーキャンプやグループキャンプなら、1羽丸ごと焼いた姿がインパクト強めですし、いろいろな部位の味の変化も楽しめるキャンプ向きのお料理です。普段あまりしないであろう「丸鶏のローストチキン」をぜひキャンプでお試しください。お父さんの腕の見せ所かも知れませんよ!

▼ダッチオーブンレシピはこちらもチェック!

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