【唐津ボート】大本命・前田将太に挑む榎幸司「もう少し行き足が良くなりそうだし、楽しみがある」

榎幸司

ボートレースからつの「第8回見帰りの滝あじさいカップ」は18日、準優3番勝負を行い、19日最終日の12R優勝戦に進出したベスト6が出揃った。優出メンバーは以下の通り。

1号艇・前田将太(33=福岡)
2号艇・榎 幸司(38=長崎)
3号艇・長溝一生(52=佐賀)
4号艇・興津 藍(40=徳島)
5号艇・山本隆幸(43=兵庫)
6号艇・小林遼太(30=福岡)

前走地の福岡GⅠ「開設68周年記念」で念願のGⅠ初Vを飾った余勢を駆って、優勝戦1号艇をゲットした前田の逃げが大本命となるが、逆転候補として狙ってみたいのが2号艇の榎だ。

準優11Rではインコース発進から、スリット後に舟を伸ばして悠々と1Mを先マイ。バックストレッチでは独走態勢の1着。2コースから差し追走した興津が「榎選手とは行き足で差を感じたし、展示でも離されていた…」とお手上げ状態だった。

普段は舟足について〝泣き〟のコメントが多い榎だが「(プロペラ調整が)合えば行き足、スリット付近の足がいい。1Mの舟の返りも良かった。調整すればもう少し行き足が良くなりそうだし、楽しみがある。まくるか差すか、どっちでも行けるように調整して行きます」と舟足には自信たっぷりの様子。からつ初Vを目指し激走を誓う。

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