Dバックスが17連敗ストップ ケリー7回1失点の好投

【ブリュワーズ1-5ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

ダイヤモンドバックスが球団史上ワーストの17連敗をようやくストップさせた。先発のメリル・ケリーは初回にアビサイル・ガルシアにタイムリーを浴びてブリュワーズに先制を許したものの、7回94球を投げて被安打5、奪三振5、与四球1、失点1の好投。打線は2回裏に3点を奪って逆転に成功し、4回裏にも2点を追加してケリーを援護した。ナ・リーグ中部地区首位タイのブリュワーズは大型連敗中のダイヤモンドバックスを相手に痛恨の取りこぼし。なお、カブスも敗れたため、同率首位は変わっていない。

17連敗中のダイヤモンドバックスが最後に白星を挙げたのは6月最初(日本時間6月2日)の試合。それ以降20日間連続で勝利がなく、球団史上ワーストの大型連敗を喫していたが、ようやくその不名誉な記録に終止符を打った。1点ビハインドの2回裏にペイビン・スミス、スティーブン・ボート、ケテル・マーテイと3本のタイムリーで逆転し、4回裏にもジョシュ・ロハスのタイムリー二塁打などで2点を追加。投手陣は2回以降、ブリュワーズ打線に得点を許さなかった。

先発のケリーは7回5安打1失点の好投を見せたが、ダイヤモンドバックスの先発投手が7イニング以上を投げるのは日本時間5月21日のドジャース戦以来1ヶ月ぶり(ただし、この試合には2対3で敗れている)。球団史上ワーストの17連敗はストップしたが、メジャー歴代ワーストとなる敵地23連敗は継続中であり、次は日本時間6月26日から始まる敵地6連戦(パドレス3試合、カージナルス3試合)でこちらの大型連敗にも終止符を打つことを目指す。

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