頸城区の明治小の3、4年生13人が18日夜、校区の大蒲生田地内でホタルの鑑賞会を行った。
同地内は、より山手で東側の玄僧とともにホタルの生息地として知られ、「ほたるロード」も設けられている。同校では鑑賞会が恒例となっている。
同日午後7時に大蒲生田公民館に集まり、新潟県ホタルの会会員で指導員の西巻肇さん(69)からホタルの生態や餌の種類、ゲンジボタルとヘイケボタルの見分け方などを教わった。
続いて外に出て、ホタルが生息する場所まで歩き、光の明滅を鑑賞した。児童たちは宙を舞う淡い光に気持ちを高ぶらせた。西巻さんに確認しながら、生息地の自然を守る大切さを感じ取った。
公民館に戻った後、「楽しみにしていた。ホタルのことを知られて良かった」「友達と一緒にホタルを観察できた」「これから自然を大事に育てていきたい」と口々に感想を話した。
同地内では、同校の現6年生が作り昨年完成した「ほたるロード」の看板も設置されている。