松岡昌宏が主演を務め、WOWOWで8月22日から放送・配信がスタートする「連続ドラマＷ 密告はうたう 警視庁監察ファイル」（日曜午後10：00）のクールでハードボイルドなポスタービジュアルと、本予告映像（90秒）が公開された。
本作は、伊兼源太郎氏の同名ハードボイルド小説が原作。4万人を超える警視庁職員の不正を突き止める警視庁人事一課（通称・ジンイチ）の監察係を舞台に、ある事件の捜査中に後輩刑事を殉職で失い、捜査一課からジンイチに異動となる主人公・佐良正輝を松岡が演じる。
ポスターでは、色味を排すことで登場人物たちの表情が際立つスタイリッシュなビジュアルに仕上がっている。特に、主人公・佐良の真っすぐなまなざしが印象的だ。＜ジンイチ。警察内の「悪」を暴く警察官がいる＞というコピーに表現されている通り、警察内部の不正を暴く秘密主義にして孤独な部署で、仲間たちからいみ嫌われながらも正義を貫こうとする男の強い意志が感じられる。
予告映像では、1通の密告文がきっかけとなり、警察内部を揺るがす一大事に展開していく様相が浮かび上がる。手に汗握るスリリングな展開と、不可解さに満ちた登場人物たちに、思わず引き込まれること間違いなしだ。
警視庁捜査一課の刑事・佐良は、ある殺人事件の捜査中に後輩刑事・斎藤康太（戸塚祥太）を殉職で失い、警察職員の不正を取り締まるジンイチに異動。過去の傷は癒えないまま、同僚からは裏切り者と敵視されながら孤独に業務をこなす日々だ。そんな中、1通の密告文がジンイチに届く。捜査一課所属時の元同僚・皆口菜子（泉里香）が、不正に機密データを漏らしているというのだ。かつての仲間を洗うことに葛藤を覚えながらも、上司の監察官・能馬慶一郎（仲村トオル）から監察を命じられ、係長の須賀透（池田鉄洋）と共に皆口の行動確認を開始する佐良。すると、ある未解決の殺人事件との接点、そして斎藤の殉職事件の真相が浮かび上がってくる。裏切り者は誰なのか。密告文に隠された意図とは？ 疑念と葛藤の果てに、佐良がたどり着く衝撃の真実とは!?
