ヤンキース快勝で2連勝 好調サンチェスが13号3ラン

【ロイヤルズ1-8ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは打線が3本塁打を含む13安打を放って8点を奪い、ロイヤルズに8対1で快勝。逆転サヨナラ勝ちを収めた前日に続いて2連勝となった。ヤンキース先発のジェイムソン・タイオンは7回途中まで96球を投げて被安打5、奪三振6、与四球2、失点1の好投で今季2勝目(4敗)をマーク。一方、ロイヤルズ先発のブラッド・ケラーは2本塁打を浴び、5回9安打4失点で今季8敗目(6勝)を喫した。

初回にアーロン・ジャッジの16号ソロなどで2点を先制したヤンキースは、2回裏にジャッジがタイムリーを放って3点をリード。3回裏にはルーク・ボイトに3号ソロが飛び出した。5回表にセバスチャン・リベロのタイムリー二塁打で1点を返されたが、6回裏にロイヤルズ2番手のアンソニー・スウォーザックから無死2・3塁のチャンスを作り、ゲーリー・サンチェスが13号3ラン。8回裏にはジャンカルロ・スタントンのタイムリーでダメ押しの8点目を奪った。

サンチェスは4月の月間打率が.190、5月も同.213と不振を極めていたが、6月に入って強打が復活。今月は18試合に出場して打率.313、7本塁打、16打点、OPS1.106の好成績をマークしている。「僕たちが点を取れずに苦しんでいるとき、僕は『時間の問題だ』と言い続けてきた。このチームの実力にとても自信を持っているんだ」とチーム状態への手応えを口にするサンチェス。なお、ホームラン・ダービー出場の可能性については「初めて参加したとき(2017年)、1回戦のあとに疲れてしまった。今は参加したいと思わない」と否定的な見解を示した。

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