県は25日、令和2年10月1日を基準日として行われた国勢調査の県内分速報値を発表した。
まとめによると上越3市の人口は、上越市が県内3位の18万8119人、糸魚川市が同13位の4万778人、妙高市が同18位の3万402人。平成27年の前回調査と比べて人口減少数、率の大きいものを見ると、上越市の減少数が、新潟市の2万442人に次いで県内2位の8868人、減少率では妙高市が同8位の8・4%となっている。
一方、本県の総人口は220万2358人で、前回調査から10万1906人減。減少率は4・4%で、前回から1・4ポイント拡大。減少数、率ともに過去最大で、平成12年から5回連続での人口減少となった。
世帯数は過去最多の86万4375世帯で、前回調査から1万6225世帯増加。一方で、1世帯当たりの人員は過去最少の2・55人となった。
市町村別の人口を見ると、最も多い新潟市が県全体の35・9%を占める78万9715人で、最も少ない粟島浦村が353人。前回調査と比べ、人口が増加したのは30市町村のうち聖籠町だけだった。
県ホームページの集計結果はこちらから