神奈川聖火リレー最終日 横浜・赤レンガ倉庫で100人がトーチキス

聖火をつないだももいろクローバーZの(左から)佐々木さん、玉井さん、高城さんと、横浜DeNAベイスターズ前監督のラミレスさん=30日午後、横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫

 東京五輪の聖火リレーは30日午後、神奈川で最終日の点火セレモニーが横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区)で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公道開催が中止となり、初日、2日目に続き代替措置として無観客で実施。ランナーが「トーチキス」で聖火をつなぐ。

 トーチを握るのは川崎、横浜の両市を走る予定だった約100人。ランナーは横浜港を背に等間隔に並び、自身のトーチにともした聖火を次のランナーのトーチに受け渡すトーチキスを繰り返し、最後は聖火皿に点火する。

 神奈川での3日間の日程を終えた聖火リレーは千葉へ引き継がれ、茨城、埼玉を経て47都道府県の最後に東京で開かれる。県内の聖火リレーは15市町の23区間を計290人が走る予定だった。

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