新型コロナ 県独自「警報」、半年ぶり「注意報」移行 村山上越市長コメント発表

 新潟県は1日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い県全域に発令していた「警報」を、新規感染者数の減少により半年ぶりに「注意報」へ移行した。

 これを受け同日、上越市の村山秀幸市長が報道機関へコメントを発表。高齢者へのワクチン接種が着実に進んでいること、また64歳以下への個別接種がすでに開始され、今後も集団接種などが順次行われる現状に触れ「接種を希望する方に迅速かつ安心して接種いただけるよう、引き続き取り組む」とした。

 今後の同感染症をめぐる状況について、小中学校が夏休みに入り外出の機会が増えるため「接種を受けても感染しないわけではない。今後も気を緩めることなく感染予防対策を」と呼び掛けた。

 また東京オリンピック・パラリンピック開催におけるドイツ体操チームのホストタウン事業について「事前合宿の受け入れ準備を進めている。感染症対策については万全の態勢で臨む」とした。

© 株式会社上越タイムス社