「THE MUSIC DAY 2021」20周年を迎えるEXILEが新曲「HAVANA LOVE」を披露。「SHOKICHIはメンバーに刺さるような曲をわざと出してくる」

本日放送の、櫻井翔が総合司会を務めた日本テレビ系音楽番組「THE MUSIC DAY 2021」(午後3:00)。今年のテーマは「音楽は止まらない」で、番組史上最多の楽曲が続々と披露。総勢11組が出演する「ジャニーズスペシャルメドレー」や、BTSによる最新ナンバー「Butter」のパフォーマンスのほか、DREAMS COME TRUEのデビュー秘話を描いたスペシャルドラマも。60組を超えるアーティストが8時間の生放送を盛り上げた。

7月1日に配信がスタートした新曲「HAVANA LOVE」をはじめとした楽曲を披露したEXILE。キューバの首都・ハバナをイメージした同曲は、EXILE・SHOKICHIが作詞・作曲を手掛け、「前の2曲はシリアスな感じできたので、せっかくの夏だし楽しい感じにしようと。また、去年は皆さんコロナで夏を楽しめずにいたと思うので、せっかくの夏を楽しんでもらえたらなという思いで陽気な曲にさせてもらいました。今はすごい情報社会で、人と比べないことが最も難しいことなのかなって思います。でも、人のことを好きになったり、夏を楽しむんだという思いには権利がある。人に左右されることなく、自分の幸せを見つけられたらいいな、独自のカルチャーが今もあるハバナのように…という曲になればと思っています」と楽曲に込めた思いを明かす。

さらに、「SHOKICHIは『メンバーが今こういう曲を欲しがってるんだろうな』と、メンバーに刺さるような曲をわざと(曲を決めるコンペで)出してくるんですよ。だから(コンペでの発表時に)SHOKICHIの名前がなくても、そこにいきますね」(黒木啓司)、「SHOKICHIはあえてストイックに名前を出さず、ひいきめなしで(見てもらっている)。でも結局そうやって(SHOKICHIの曲に)寄るんだよね。面白いですね」(EXILE AKIRA)とそれぞれ曲への印象を語った。

以前、キューバ・ハバナに行ったことがあるという黒木は、「キューバという閉ざされた国にほかの文化が入ってくるギリギリのところで、キューバの文化を見に行きたいなと思いました。国としてはほかの国の文化を入れていない中でも、中学生に『音楽、何が好きなの?』て聞くとBTSを応援していたし、EXILEは知らなかったんですけど、GENERATIONSは知っていたり。Wi-Fiがあるところにみんな集まって子どもたちは音楽を聴くんですよね。 大人たちはお酒を飲んだり葉巻を吸ったりしながら楽しんでいる。キューバ国内を旅行して、キューバの方たちはお酒と葉巻と自分たちの文化を楽しみながら生き続けているとすごく感じました。行ってよかったですね」とコメント。

新曲を歌ってみた感想を聞かれたTAKAHIROは「コロナ禍で動けなかった時もエンターテインメントだったり、自分たちの存在意義を問いながら過ごしてきましたが、ここにきて番組などでステージから皆さんに音楽をお届けできる環境になりました。その環境は当たり前のものじゃなく、一瞬一瞬をかみ締めながら、感謝しながらお届けするのが僕らの使命かなと思っています。元気を少しでもお届けできたらと思うので、そういう意味でも魂込めてエネルギーを送っていけたらと思っています」と明かした。

新生EXILEで披露した「Choo Choo TRAIN」への思いを聞かれたAKIRAは「ずっと求められ続けられる楽曲だからこそ、自分たちの最大限のエネルギーをちゃんと注入してお届けしたいという気持ちがあります。先人の思いを受け継いで、恥のないように、楽しく、自分たちなりのエンターテインメントをお届けできたらという思いで、いつもパフォーマンスさせていただいてます」と述べた。

そして、今年20周年を迎えるEXILE。「一番長く応援してくださっている方々は僕よりも先輩のファンの方もいると思いますし、お世話になってきた先輩方もたくさんいるので、敬意を払いながら、EXILEという名を輝かせ続けられるよう、期待を持っていただけるように20周年をお祝いしていきたいと思います」(TAKAHIRO)、「ファンの皆さんに寄り添えるような、過去を思い出しつつ未来を提示できるような、そんな20周年でありたいと思いますし、EXILEに携わってきたスタッフやファン、さまざまな出会いを繰り返してきて成長してきました。さらにEXILE TRIBEのメンバーにも欠かせない20周年だと思います。全方位からお祭り事をお届けできればなと思いますし、EXILEのあり方や未来を提示できるような20周年でありたいなと思います」(AKIRA)と宣言した。

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