上越市灰塚 城山浄水場 66億円で大規模改修へ 2026年3月の完成見込む 上越市ガス水道局

 上越市ガス水道局は、同市灰塚の城山浄水場の大規模改修を行う。

 現在の設備が1968(昭和43)年の完成から50年以上を経過し、老朽化が進んだため。来年度以降に着工し、2026年3月の完成を見込む。事業費は約66億円。

 同浄水場は市内最大の浄水場で、旧市内全域を中心に配水している。改修は管理棟や浄水処理棟などの建屋、薬品注入設備や中央監視設備といった機械・電気設備など全てに及ぶ。また、人口減などによる需要の低下を反映し、1日当たりの処理能力は現行の5万1000立方メートルから4万立方メートルに縮小する。

 同局は今回の大規模改修の発注を、設計施工一括方式(DB方式)で行う方針。8月に入札公告を行い、来年3月には事業者を決定、公表することにしている。

© 株式会社上越タイムス社