上越地域でまとまった雨 7日は警報級大雨も

 梅雨前線が北陸地方を南下したのに伴い、上越地域は5日まで、まとまった雨が降った。7日は前線上の低気圧が北陸地方に接近する見込みで、県内は同日にかけて大気の状態が不安定になりそうだ。

7日は警報級の大雨に警戒する必要がある。山間部で降った雨は数時間後に河口へ到達するため、下流は十分な警戒が必要だ(5日午後1時ごろ、関川と保倉川の合流点)

 新潟地方気象台によると、4日午前7時の降り始めから5日午後4時までの降水量は、吉川区川谷で90・5ミリ、糸魚川市能生で81ミリなどとなっている。

 6日午後6時までに予想される24時間降水量は、上越の多い所で40ミリの見込み。その後7日午後6時までに予想される24時間降水量は50~100ミリ。同気象台は7日にかけて警報級の大雨になる恐れがあるとして、注意を呼び掛けている。

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