【函館競馬】マリーンS はスワーヴアラミスがV

接戦を制したスワーヴアラミス(=奥、撮影・立川敬太)

10日の函館11Rに行われたマリーンS(3歳以上、オープン=ダ1700メートル)は、松田騎乗で3番人気のスワーヴアラミス(牡6・須貝)が直線でオメガレインボー(牡5・安田翔=2着)との叩き合いをハナ差制して優勝。昨年のGⅢマーチS以来の勝ち星となる自身7勝目を挙げた。前走の大沼Sは59キロを背負って2着だったが、ハンデ57・5キロの斤量減で巻き返しに成功した。時計は1分43秒7(稍重)。

鞍上の松田は「コーナーでうまく外に出せたし、ペースも流れてくれてバテ合いに持ち込むことができた。こういう形になれば辛抱できるし、頑張ってくれました」。須貝調教師は「函館や札幌のダートがこの馬には合うんでしょう。ズブい馬で、追わせるタイプ。(松田)大作が諦めずに追って、気持ちが馬にも通じた」と話した。今後は短期放牧を挟みGⅢエルムS(8月8日=函館ダ1700メートル)を目指す。

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