「まん延防止等重点措置」の来月22日までの延長に伴い、県が設けた「マスク飲食実施店」認証制度への申請が急増している。県は12日から、対象区域内の飲食店に酒類提供の終日停止を要請しているが、実施店は条件付きで除外されるため。黒岩祐治知事は「飲食店の皆さんとともに、感染拡大を抑えていく流れができるようにしたい」と述べ、利用客や飲食店に感染防止対策への協力を呼び掛けている。
県によると、12日午後5時現在の申請数は1万6055店。県が8日に実施店の要請からの除外を決定して以降、1万2千店近く増加したという。申請の約8割は対象区域内の店舗だった。