勝ってコスプレ復活だ！ グラビアタレントでプロボクサーの郷司利也子（３９＝川崎新田）が２年１０か月ぶりに試合を行うことが決まり１３日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。
郷司は２１日、東京・後楽園ホールで勝谷美雪（２７＝神奈川渥美）と４９・８キロ契約４回戦を戦う。
「それまでにも決まっていた試合もあったんですけど、コロナの影響で延び延びになって、結局３年近くも空いてしまいました」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年から練習もなかなか思うようにできなかった。
「最初の緊急事態宣言では、２か月くらい練習できなかった。その後もジムの中に人が多いと、自分は外で練習したり」
ただコロナ禍で、いままで以上に力を入れたのが筋トレだという。
「朝は筋トレのためのトレーニングジムに行って、夜はボクシングジムという生活をずっと送ってました。パンチ力も上がったし、体幹が強くなって打たれ強くなった。少しくらい顔を打たれても大丈夫」
コスプレが趣味の郷司はかつて、試合にセーラームーンのコスプレで入場し、〝コスプレボクサー〟として有名になった。だが今回は「スタンダードの衣装で入場しようと思ってます。来年で４０歳なので、ね…」。
とは言え「やりたい気持ちもあるんですけど」と、コスプレに未練ものぞかせる。実は郷司は２０１９年３月に試合が決定していたが、体調不良のため棄権するという苦い思い出がある。
「なので今回は〝禊（みそぎ）〟としてコスプレなしでやります。でも勝ったら次の試合から復活させようかな？ ４０歳でコスプレしてもいいですよね？」
復帰戦で勝利して、ぜひとも〝コスプレボクサー〟を復活させてほしいものだ。
