18日(日)にかけても西日本の太平洋側を中心に土砂災害に警戒を

 西日本の太平洋側を中心に、18日(日)にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意したい。

 西日本の上空およそ6000メートルには、-6℃以下の寒気が流れ込んでいる。また、下層には、暖かく湿った空気が流れ込んでいて、西日本では大気の状態が非常に不安定になっている。

 このため、西日本の太平洋側では、非常に激しい雨の降っている所がある。17日(土)午後4時20分現在の3時間降水量は、高知県土佐清水市清水(シミズ)で、午前4時20分までの3時間で150.5 ミリとなり、1976年からの統計開始以来、7月1位の値を更新した。

 また、宮崎県延岡市延岡では午前8時30までの3時間に124.0ミリの降水量を観測した。

 西日本の太平洋側を中心とした大気の非常に不安定な状態は、18日(日)にかけて続く見込み。

大雨

 西日本の太平洋側を中心に、18日にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある。

 18日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、四国で250ミリ、九州北部(大分県)で150ミリの見込み。

 土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要となる。

雷・突風

 西日本の太平洋側を中心に、18日(日)にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。また、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

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