佐世保市鹿子前町の九十九島ビジターセンター前で、市の花「カノコユリ」が見ごろを迎え、夏の景色に彩りを添えている。今月末ごろまで楽しめそう。
同センターによると、花の斑点模様が絞り染めの一種「鹿(か)の子(こ)絞り」に似ていることから「鹿の子ユリ」と呼ばれるようになった。イノシシの食害などにより数が減少しており、市は絶滅危惧ⅠB類に選定している。
宮本博文センター長は「薄いピンク色の、爽やかな花と甘い香りを、実際見て楽しんでもらえたら」と話している。
夏の景色にピンクの彩り 「カノコユリ」が見ごろ
- Published
- 2021/07/18 10:10 (JST)
- Updated
- 2021/07/19 13:15 (JST)
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