J1横浜Mは18日、元オーストラリア代表DFのケビン・マスカット氏(47)が新監督に就任すると発表した。新型コロナウイルスの水際対策のため入国時期は調整中で、来日後の隔離期間を経てチームに合流する見通し。
クラブを通じて「ポステコグルー前監督が築き上げたものにさらに積み上げ、今シーズンを力強く走り抜けられるよう力を尽くしたい」とコメントした。
マスカット氏は母国の強豪メルボルン・ビクトリーのコーチ時代に監督だったポステコグルー氏に師事し、2013年に監督に昇格。昨夏にシントトロイデン(ベルギー)の監督に就任したが、12月に成績不振で退任していた。
横浜Mは前監督のポステコグルー氏が築いた攻撃スタイルを継続させる方針で、黒沢良二社長は「優れた指導力とリーダーシップにより、F・マリノスをより高いステージに導く最良の人選であると確信している」と談話を発表。現在暫定的にチームを指揮している松永英機氏は引き続きトップチームに残って新監督をサポートするという。