「武士スタント逢坂くん!」“春画師”濵田崇裕の着物姿が公開

日本テレビで7月26日スタートの連続ドラマ「武士スタント逢坂くん!」(月曜深夜0:59。初回・第2回は深夜1:09)で、ジャニーズWESTの濵田崇裕が演じる、武士であり春画師の主人公・逢坂総司郎の江戸での姿が公開された。

原作は、2019年11月~21年4月まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載されたヨコヤマノブオ氏の同名コミック。江戸時代、人気の春画師だった武士の逢坂総司郎(濵田)が令和の漫画家・宮上裕樹(今井隆文)のもとへタイムスリップする。現代で自由にあふれる「エロ漫画」に逢坂は、宮上の弟子になることを決意。「まん画」に出合った春画師“逢坂くん”が、時代を超えて「エロ」に「恋」と、「自分の春」を見つけだす純度100%コメディーだ。

今回公開されたのは、江戸時代、闇夜に隠れて春画を描いていた春画師・逢坂の原点となるシーン。寛政3年の今から230年前、逢坂は春画師として闇夜で春画を売る日々を送っていた。春画とは浮世絵の一種。男女の交わりの情景を描いたものであったため、物語では大名の鶯谷寛喜により流布が禁じられていたの。逢坂が令和の街にあふれる、「春」に感動が止まらない背景には、決してバレることのできない厳しい時代を過ごしていたことが分かる写真となっている。

撮影では、江戸時代のリアルな情景を映し出すため、「シンドラ」枠史上初の本格江戸ロケを決行。過去から現代に現れ漫画家のアシスタントとなる武士・逢坂の原点を見せる重要な場面だけに、街並みや風景にも注目だ。

そして、逢坂の描く劇中漫画・春画は、イラストレーター・グラフィックデザイナーのNAGA氏が担当。「ギャグ漫画のタッチで浮世絵を掛けたことがとても新鮮で楽しかったです。ドラマの仕事をするのは初めてで、台本を読むことから始まり、衣装が決まるまで制作には入れないこと、描く内容が直前まで決まらないことなど、大変なことは多かったですが、新しい経験ができました。自分も20代の頃は漫画家を目指していたので、逢坂くんとして漫画を描くことにその時の経験が生かせてよかったです」と感想を話している。

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