変わらない味 朝市のドラ焼き 町田商店

 「朝市のドラ焼き」町田商店(電025・524・3452)店主の町田富洋さん(72)は、戦後間もなくスタートした店を父親から引き継ぎ、40年以上変わらない味を提供し続けている。

 全て手作りのドラ焼きは、昔から変わらず1個40円(税込み)。一般的には今川焼きだが、ドラの模様が入っていることから「ドラ焼き」という愛称が定着した。帰省した人からも昔ながらの味が喜ばれている。

 現在は人手不足から、高田地区のみ出店を取りやめている。町田さんはファンからの「ローカルフードをなくしてほしくない」という声に応えたいとしており、「長く続けてくれる人に後を継いでほしい」と後継者を募集している。

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