「武士スタント逢坂くん!」大名役は髙嶋政宏。濱田崇裕は「鳥肌が立つほど怖かった」

日本テレビで、本日7月26日スタートの連続ドラマ「武士スタント逢坂くん!」(月曜深夜0:59。初回・第2回は深夜1:09)で、ジャニーズWESTの濵田崇裕演じる主人公・逢坂総司郎を打ち首に処刑し、令和にタイムスリップさせる大名・鶯谷寛喜を髙嶋政宏が演じることが分かった。

原作は、2019年11月~21年4月まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載されたヨコヤマノブオ氏の同名コミック。江戸時代、人気の春画師だった武士の逢坂総司郎(濵田)が令和の漫画家・宮上裕樹(今井隆文)のもとへタイムスリップする。現代で自由にあふれる「エロ漫画」に逢坂は、宮上の弟子になることを決意。「まん画」に出合った春画師“逢坂くん”が、時代を超えて「エロ」に「恋」と、「自分の春」を見つけだす純度100%コメディーだ。

江戸時代、武士の逢坂は春画師として闇夜で春画を売る日々。しかし、男女の交わりの情景を描いたものである春画は大名の鶯谷により流布が禁じられていた。その後、逢坂の正体が鶯谷に伝わり処刑されることになる。

髙嶋は「余は春画が見たいのじゃ! 見たくて見たくてたまらないのじゃ! されど見ることかなわぬ超ストレスの中、おのれ春画を描き続けおって!!! 打首じゃ! 許さん! 貴様の首を橋の欄干(らんかん)に晒(さら)し、鴉(カラス)に食わせてくれようぞ!」と役柄さながらにコメントし、「昭和の時代から令和の時代までタイムスリップものはやり尽くされたはず。ところがどっこい、まだ新しい手があったかと。それに関わることができて本当に最高です。『シンドラ』なめんなよ! 視聴者諸君、この志の高さについてこられるか!」とメッセージを寄せている。

物語の最初にして、最大の山場となる処刑シーンでは、縛られた逢坂を前に鶯谷が、ある印象的なセリフを発することに。濵田は髙嶋との共演シーンについて「処刑される時の髙嶋さんのセリフと顔を焼きつけたんです。怖すぎて見た瞬間に、ブワーッと。この時に立った鳥肌が、今でもずっと覚えてます。ホンマに怖くて、それが画面にも映っててほしいです」と振り返り、「髙嶋さんは、1人の人間として俳優としての心得方みたいものや、芝居の中の鶯谷の表情もめっちゃ勉強になりました。裏ではびっくりするほど優しいのに、芝居になった瞬間怖かったのを覚えてます」と感想を話している。

なお、処刑シーンの一部はシンドラ公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCKRobtQAukJWamm98fw1D7Q)で公開中だ。

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