独立して本格的に動き出した城田優

俳優の城田優が25日、都内で行われた米ミュージカル映画「イン・ザ・ハイツ」(30日公開)公開直前トークイベントに登場したことを、各メディアが報じた。

同作はトニー賞4冠などに輝いたリン=マニュエル・ミランダのブロードウェーミュージカルを映画化。ニューヨークの片隅で夢を追う4人の若者の姿を描いている。

記事によると、城田は「最高の一言に尽きる。ここ最近見た映画の中ではダントツで好き。ミュージカル版も見ているけど、映像になったときのスケールアップ感がすごい」と絶賛。

劇作家であり俳優でもあるミランダに憧れているそうで、「僕も最近演出をやっているので、クリエーターとしての部分を育てて、いつか自分の作った作品で人に感動を届けたい」と夢を語ったという。

また、「初めて話すけど、ミュージカルやミュージカル映画を水面下で計画している。アイデアやプロットはできていて、ある人たちにも協力してもらっている。いつ実現するかは分からないけど」と構想を明かしたというのだ。

「昨年9月いっぱいで、所属していたワタナベエンターテインメントとの契約を満了し独立。所属していた時から1~2年先まで決まっている仕事もあることから、同年10月以降も同社のマネージャーがつくなどサポート関係は続いている。しかし、同社が取った仕事の時間以外が自分で使える時間。もともと、クリエーティブな仕事にも関わりたかったようで、ようやくやりたいことを実現するため、本格的に動きだすことができたようだ」(芸能記者)

6月には、女優の米倉涼子と共同プロデュースしたエンターテインメントショーを開催。

取材会で米倉は「城田くんにほとんどお任せして、私は横やりを入れる」と謙遜。これに城田は「その横やりがいつも的確でした」と感謝していたが、すでにクリエーティブな才能の片りんをみせていたようだ。

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