〈詳報〉新型コロナ上越市2人感染 妙高、糸魚川市1人

 県と上越、妙高、糸魚川3市は29日、新たに上越市で2人、妙高市と糸魚川市で各1人の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。

 上越市の2人は60代無職女性と20代学生男性。女性は27日に感染が判明した40代会社員女性の濃厚接触者(家族)として28日にPCR検査を行い、陽性が判明した。現在の症状は発熱、せき、頭痛。県外との往来はない。上越保健所管内の商業施設に関わる感染者(8人目)。

 男性は26日に喉の痛みがあり、28日に症状継続のため医療機関を受診。PCR検査の結果、陽性が判明した。現在の症状は喉の痛みや嗅覚障害など。県外との往来がある。2人とも中等症・重症ではない。

 妙高市の1人は20代会社員女性。25日に感染が判明した上越市の40代会社員男性の濃厚接触者として27日にPCR検査を行い、28日に陽性が判明した。現在の症状は喉の痛み。

 糸魚川市の1人は10代会社員男性。27日に発熱、頭痛があり、28日に症状継続のため医療機関で抗原検査を行い、陽性が判明した。現在の症状は発熱、せき。県外との往来がある。

 同日で感染者数の累計は、上越市が134人、妙高市が33人、糸魚川市が21人となった。

◇学校を再開 高田農業高

 上越市は29日、生徒の感染確認に伴い臨時休校していた県立高田農業高が、濃厚接触者の特定や校舎の消毒が完了したため再開したと発表した。

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